クレープやら豆まきやら

気づいたらもうすっかり立春を過ぎてしまいました。本当に嘘みたいな話だけど、立春が過ぎたら、少しずつ日が長くなってきているような気がします。雨が多い春らしく、毎日、信じられないほど天気が悪いです。

今年は124年ぶりに2月2日が立春という、何だか特別な日でしたが、いつもと同じように過ごしました。ミミズが学校から帰ってきたら、得意の工作で作った鬼の面をかぶって、鬼は外と福は内と豆をまきました。今回、豆がいまいち節分豆っぽくできず、煮豆のように水分の多い大豆でしたが、おいしくいただきました。

それからクレープづくりをしました。「ヌテラっていうおいしいチョコレートがあるんだよ」とミミズからリクエストを受けていたので、ヌテラのクリームチョコレートをクレープに載せて、おいしいおやつをいただきました。

夜ご飯には、サーモンとクリームチーズのクレープを作り、おいしくいただきました。で、うっかり恵方巻を食べ忘れた!ということになり、恵方巻は翌日にいただきました。ま、ここは日本ではないし、一日ぐらいいいか…ということで、ミミズは願い事を思いながら海苔巻きをいただきました。

ミミズの願い事は、節分を過ぎたらずっとほしかったバッグを買いに行くというもので、さっそく買いにいきました。ところが……。そのお店は大きなショッピングモールに入っていた店舗だったため、1月末の新しいコロナ感染拡大予防策のためにお店がクローズしていたのです。ミミズ、がっかり。すっかり落ち込み、恵方巻を食べても願いがかなわないと逆切れしてしまいました。

とんでもない新年の幕開けですが、何とか状況が落ち着いて日本に行けるようにと願うばかりです。合掌。






とうとう学校がはじまってしまった……

今回の冬休み、ほぼ毎日プールに通い、午後はユーチューブ見ながら工作をしたりして、まったりと過ごしました。おかげで今日からはじまる学校が嫌で嫌で……。クラスの男の子にいじめられる夢を見てしまったとか、そんな憂鬱なスタートでした。

そんなことを言っても、けっこう楽しかったり、「このまま学校を変えたくない」と言ってみたりするので、本当のところはどうなのかよくわからないのですが、学校でのできごとを細かく話すようになったので、うれしい反面、心配する気持ちも出てきました。とりあえず、今日の一日が終わったら、同だったのか話を聞いてみようと思います。

ところで、ミミズはこの2週間の冬休みの間、実にたくさんの工作をしました。日本の学校でいうところの工作です。サンサンキッズというYoutubeの子供向け番組を見ながら、真似をしていろいろ作ります。よく見てみると、この番組はもっと小さな子ども向けのチャンネルではないかと思うのですが、太陽をモチーフにしたサンサン、雲をモチーフにしたくもりんなど、なじみやすいキャラクターが登場する番組で、手作り感あふれるあたたかい番組です。ミミズは「私、工作だいすき」と公言しています。

そんなわけで、この年明けから新たにアタシたちも何かアートチャンネルを作ろうかなと考えています。なんとなく構想は以前からあったのですが、必要な機材も買ったので、ちょっとやってみようかなと。今日は夕方からプールがあるので、明日から製作開始です。

数あるチャンネルに埋もれてしまうかもしれないけれど、ちょっと楽しみで作ってみようと思います。





2021年はぶどう12粒とともに

我が家の年末年始は、16時に日本のカウントダウンをおばあちゃまと過ごし、年越しそばを食べて、スペイン式にぶどう12粒を食べながら新年を迎えます。昨年は、年越しまで起きていられず、眠ってしまったミミズを起こしましたが、どんなに体をゆすっても起きることなく、気づいたら元旦の朝となってしまいましたが、今年はギリギリまでパパとゲームをして、スペインの国営放送を見ながら12粒のぶどうを食べることができました。ぶどうは半粒に切ったものを12個用意しましたが…。

ミミズは2020年が終わるのがいやで、いやだいやだといいながら年を越しました。ほとんどの人が、とんでもないことが起こった2020年を恨みながら年を越したと思うのですが、ミミズと同様に、年女だった子年が終わって少しだけ残念でした。

思えば昨年末は、水泳三昧でした。大人はプールの入口までで、プール内には入れませんでしたが、それでも毎日、こんなことができた、あんなことができるようになったと、嬉しそうに過ごしました。アタシはアタシで、プールの近くのコースをほぼ毎日走り、健康的に2020年が終わりました。この調子で2021年も健康的に過ごしたいものです。

今年からミミズとユーチューブでアート番組をはじめようと思っています。工作番組ではなく、日常をちょっとおしゃれに過ごしたくなるようなアート番組です。ミミズが学校で作ってくるものは、日本の図画工作の作品とはかなりちがうおしゃれな作品で、ちょっとした工夫でできそうなアート作品を紹介するような番組を作ろうかなぁと思って、少し考えていたのです。

というわけで、2021年はどんな年になるんだろう。家族3人で年を越すことができたので、いい年になってほしいなぁと思うばかりです。





サンタさんは本当にいた!

25日の朝、ガサガサと音がして目を覚ましました。「ママ」と声を殺して呼ばれ、「サンタさんが下にいるみたいだから、寝たふりをして」と言います。仕方なく、というか、まだ夢うつつでしたので、そのままじっと布団に入っていると、「もう少し待っておこう」と言います。サンタさんに起きていることが知られてしまったら、プレゼントをもらえないと思っているのです。ずいぶんと待って、「もう下りてもいいかな」とクリスマスツリーが飾ってある畳の部屋へと下りていくと、「ママ!プレゼントがあったよ!」と大声で叫びました。それからパパにも、「パパ!パパ!サンタさんが来た!」と大喜びで声を上げます。

「綿あめマシンはどれかなぁ…」と探して、日本語でみずきさまと書かれた袋を見つけると大喜び。それからすべてのプレゼントを開けました。アイスクリームマシン、ヘッドホンもあります。「ママ、これ、筆じゃない?」とママのプレゼントを見つけ、中から5本もの筆が出てくると、ミミズ、大喜び。「5本も入っているよ」と驚きました。ママには、ランニング用のジャケットもあります。ミミズが頼んでくれたものです。パパにはやっぱりプレゼントがなかったので、最後のお買い物で購入したパンツをプレゼントしました。

さっそく作ってみようと綿あめマシンをセットし、スイッチを入れました。ウィーンと音を立てて、ちょっと異常なほど熱を持ち始めたので、やばい…と思ったら、案の定、変圧器が壊れてしまった……。綿あめマシンの楽しい夢があっけなく崩れてしまいました……。でも、このマシンは日本に持っていこうということになり、落ち着きました。

アイスクリームマシンは、何だかイメージしているものとは違ったみたいで、手も付けませんでした。いろいろ悩んだ末に見つけたものなのに…。そのうち遊ぶかなと思っています。で、着替えてパピー宅へ。こちらには、ミミズがかねてから欲しがっていたアクセサリーマシンが届いているはずなのです。で、クリスマスの食事が終わり、プレゼントを開けると、やっぱり届いていました。今年はCOVID-19の影響で、はとこの家族が来なかったので、クリスマスの主役はミミズでした。いとこのお兄ちゃんたちはもうすっかり大人びた16歳と20歳です。ミミズは夕方まで楽しく過ごしました。

久しぶりの親戚との会食でしたが、アタシは思わず調子を崩してしまいました。のどが痛くて翌日寝込んでしまいました。どうやらあんまり人と会わないせいか、調子が狂ったみたいです。でも、ゆっくりと寝たら治りました。いろいろと大変な時期なので、体調には気をつけなければ…。


プール三昧のバカンス

このバカンスで久しぶりのプールが再開しました。プールの建物内に大人は入ってはいけなくて、入り口までミミズを送ると、ひとりで着替えて荷物をまとめて、プールのレッスンを受けます。これまでは、更衣室まで大人が入れたので、着替えを手伝っていたので、ちゃんとひとりでできるのか、少し心配でした。初日は、ミミズが戻ってくるまで心配でしたが、もうすっかり慣れてしまいました。

そんなわけで、今週は毎朝プールに通い、ミミズが泳いでいる間、アタシはすぐ横にある1周3kmのウォーキングコースを2周走っていました。二度目の外出制限期間にランニングの習慣がつき、おかげですっかりランナー気分です。ミミズは、もうすっかりスイスイ泳いでいるみたいで、早くミミズの成長ぶりがみたいなぁと思っている毎日です。

そんなこんなで、とうとう24日、クリスマスイブとなりました。12月に入ってからアドベントチョコレートとアドベントクッキーを毎朝楽しみ、ジワジワとクリスマスへと気持ちが盛り上がっていきました。今日はもう一日中、ワクワクが止まらなくて、「明日が楽しみすぎて気持ちが抑えられない」と興奮していました。夜もなかなか眠れず、そわそわしていましたが、早く寝ないとサンタさんが来ないと無理やり眠りました。

ミミズの中では、サンタさんが本当にいると思う気持ちと、本当はいないかもしれないという気持ちが半分ずつあるみたいです。だから、このCOVID-19が落ち着いたら、フィンランドのサンタ村へ行ってみようと思っています。ここでサンタさんたちの暮らしを見て、サンタさんが子どもたちのために働いている姿を見せてあげようと思うのです。

パパが言うには、子どもたちは学校の友だちから話を聞いたりして、サンタさんのことを信じなくなるといいますが、でも本当にいたらすごいなぁという気持ちを持ち続けることが大切だと思います。そんなわけで、明日の朝が楽しみ。ミミズはサンタさんにアタシのプレゼントも頼んでくれたのです!





コロナだからあっちに行けとフランスの小学校で言われた件

いつかこんなことが起こるのではないかと嫌な想像をしていたのですが、そんなことを特定のクラスメイトに言われたとミミズが打ち明けたのが1週間ほど前のこと。怒りがこみあげて来たけれど、ここはまず先生にクラス内で解決してもらい、それでも解決できなかったら校長先生に話して、それでもダメだったら…などと考えめぐらせ、とりあえず先生と親の連絡帳に書きました。書いた内容は、特定の児童から、ミミズはコロナだからあっちに行けと言われたと話していると、学校に行きたくないと言っていると、どうかクラスで一度きちんと話をしてほしいと、そんな内容でした。

で、先生はさっそく話してくれました。ミミズが言うには、すごく長い話だったとそうですが、先生自身、コロナに感染した経緯があるので、思うところがあったのかもしれません。その後、特定の児童のひとりから謝罪を受け、クラスメイトからもごめんねと言われ、ミミズはコロナじゃありませんなどと言ってくれたと話していました。私たちの声を真摯に受け止めてくれた先生に感謝しています。

今朝、クラスメイトの親からも、自分の子どもが、ミミズ本人には言っていなかったようですが、ミミズはコロナだから嫌だと家で言っていたことを謝罪し、学校で話し合いをして解決できたみたいだと話してくれました。学校でこういう問題が共有できたのがよかったのかもしれませんが、こういう問題、今後もまた起こるだろうなぁと想像します。

フランスは、世界でも有数の移民の国ですが、それゆえにさまざまな問題を内包しているという面もあります。昨今では、特定の宗教を名指しで批判したことで殺人事件に至ったケースもあり、世界を巻き込んだ問題にもなっています。コロナが発症のが特定の国であったことから、その国に対する差別は日本国内でも起こっているし、日本の外にいる私たちは、アジアの国のひとりとして、こういう問題に直面します。こういうとき、声をあげることの大切さ、違和感を上手に伝える表現力、その方法を誤った形ではなくみんなで共有できるようにすることが重要だと思います。

今日は2020年最後の学校です。クリスマスのすばらしいランチをいただき、いろいろあった1年が終わります。2021年の学校生活も楽しいものであってほしいです。





サンタさんに手紙を書いたら返事が届いた!

すっかり忘れていましたが、12月のはじめ、村役場から毎月届くお知らせに、「今年はサンタさんが来られません」という連絡がありました。毎年、馬車に乗ったサンタさんが子どもたちに会いに来てくれるのですが、今年はCOVID-19のため、サンタさんが来られないというのです。でも、サンタポストが設置されていたので、ミミズはサンタさんにお願いを書いて投かんしたのです。私は日本語の勉強もたくさんやって、フランスの学校ではたくさん勉強してるので、私にはアイスクリームマシン、お母さんにはダイエットマシーン、帽子、スポーツ用の服、お父さんにはラジコンをお願いしますだったかな、そんな内容でした。

そしたら今日、返事が届いたのです。ミミズ、ビックリ。「Mizuhi」と名前のスペルが間違えていたので、やっぱりサンタさんはおじいさんで、目がよく見えないのではないかということが判明。「自分のプレゼントよりも家族のためのプレゼントを頼んでくれてやさしい子だ」と褒められつつ、「でも、世界中にたくさんの子どもたちがいるから、全部のプレゼントを届けられるのかはわからないよ」と、書いてありました。サンタさんが本当に手紙を読んで返事を書いてくれたということがわかったのです。でも…ちょっと疑問が。「そんなおじいちゃんが、どうしてパソコンで手紙が書けたのだろう」と。その手紙は、手書きの手紙ではありませんでした。でも、すぐに解決。「もしかしたら、サンタさんのアシスタントの小人が書いたのかも?」ということになり、「小人が私の名前を間違えたんだ」という結論に。サンタさんが返事をくれて「信じられない!」と目を丸くして喜んでいました。

本当にサンタさんがいるのかどうか、どうやって煙突から家に入ってこられるのか、実はいろんな疑問がありますが、我が家では天窓から来てくれるという結論に至っています。ともかく、夢のあるサンタさんのストーリー、今年もワクワクしながら1週間後のクリスマスを待ちわびています。

表現力は「おはなしドリル」から学んでいる気がする

ミミズは、フランスの小学校がはじまってから、学研の「おはなしドリル」というワークブックをほぼ毎日やっています。このワークブックは、それぞれの学年によって「かがくの話」「どうぶつの話」「こわい話」など、さまざまなシリーズがあって、それぞれが、見開き1ページにお話が書かれていて、それについてのかんたんな質問が載っているというものです。小学1年生の「おはなしドリル」は、字も大きく、内容もわかりやすくなっています。でも、見開き1ページを読むのが大変で、嫌がるときもありましたが、そういうときは無理にやることなく、だらだらといままで続けています。

その「おはなしドリル」ですが、ここ最近、嫌がらずに、むしろ積極的にやっていることに気づきました。感情移入したすばらしい読み方で、それまではひとりではなかなかできず、アタシといっしょに読んで、いっしょに問題を解いていましたが、ここ最近は、ひとりで読み、問題もひとりで解き、ついでに感想を述べたり、意見を言ったりするようになったのです。

日本に行くたびに購入し、ときにおばあちゃまに送ってもらい、かれこれ10冊ぐらい持っています。いずれも2回ずつ読んでいて、そろそろ3回目に突入する本もありますが、これまでの積み重ねは、日本語の文章を表現する上でも十分に役立っているように感じます。

とにかく最近、フランス語でも日本語でも、スラスラといろんなことを書き、とくに日本語は、Youtubeなどで理解できない単語の意味を聞いたり、使い方を確認したりするのです。ミミズの考えを聞き、アタシの考えも言い、まさか7歳の娘とこんなふうにいろんなことが言い合えるようになるとは思ってもいませんでした。

ミミズの日本語の上達は、大いにYoutubeのおかげではありますが、読み書きをする習慣を作ることができたのは「おはなしドリル」のおかげだと思っています。ぜひおすすめしたいです。


とうとうパパ嫌いがはじまった

最近、語彙が増えて、いろんなことを表現するようになったミミズ。日本語はフランス語をはるかに超え、フランスで生まれ育ったとは思えないぐらい、巧みに日本語を扱います。Youtubeのおかげで、最近の子どもが見ているチャンネルを見て、言葉の意味が分からないと、その都度、アタシに聞いてきます。

表現力が増えると、これまでぼんやりとしていたことを言葉で整理できるようになり、つらいことがあったら詩を書いてみたり、好きなことは好き、嫌いなことは嫌いというようになりました。

というわけで、パパに理不尽な理由で怒られると、ものすごい剣幕で怒りを表現するようになったのです。そのうちこうなるのではないかと思っていましたが、とうとうはじまったという感じです。

パパが何か言うと、«Oui,oui,oui,oui…»と適当に「はい、はい、はい、はい」と顔も向けずに答えたり、「パパなんて大っ嫌い!もう本当にむかつく!」とクッションに向かって叫び、«Papa, je t’aime… pas»などといいます。大声で「パパ、大好き…」と言い、小声で「じゃない」と否定するわけです。まだかわいいほうだけど、エスカレートしていったらもっと反抗的になっていくのではないかと思うのです。

ミミズは、曲がったことが大嫌いだから、理由があって怒られるとき、真摯に受け止め、ごめんなさいと謝ることができます。でも、自分が間違ったことをしていないのに怒られたりすると、絶対に受け入れられないのです。だから、こうなってしまうのは仕方がないのかもしれません。これからどんなふうに育っていくのか、いっしょに成長していきたいと思います。

友だちとうまくいかなくてフランス語で詩を書いた

先日の漢字検定10級の好成績も驚きましたが、昨日はもっと驚きました。いままで家でフランス語の文章を書いたことなどあまりありませんでしたが、昨日、突然、詩を書きはじめたのです。

その前に、昨日は学校で友だちに仲間外れをされて、最悪な日だったようです。詳細はよくわかりませんが、ミミズはいつも男の子と遊んでいて、ときどき「女だから」という理由でのけ者にされるみたいです。で、昨日はそんな友だちとうまくいかない瞬間がいくつもあって、最悪な日だったと語っていました。で、学校で書いたのが「私が思うこと」。それを読んでアタシが驚いていたら、家でも「私の木」という詩を書いたというわけです。こちらがその詩です。

ミミズのフランス語は、アタシが見てもまちがっている箇所がわかることもありますが、それでも力強く、言いたいことを表現しています。日本語では、絵本を作ったり、マンガのようなものを描いたり、お話を書いたりしていますが、学校の勉強以外でミミズが自主的にすべて自分でフランス語で書いたものを読んだのははじめてです。

では学校で書いた詩はいったいどんな詩だったのかというと…

私が思うこと

たとえ どんなに いじわるな人がいても

わたしは かれらを わらわせようとする

だって その人は きっと その人の人生のなかでは やさしいし、しあわせにいきていくべきだから。

もうあの学校には二度と行きたくないと言っていましたが、今朝は元気よく出かけていきました。来週いっぱいで冬休みに入るし、学校にいる間ずっと嫌なことばかり起こっているというわけでもないみたいなので、今日は楽しい一日であってほしいなぁと思います。