九九を覚えた冬のバカンス

冬のバカンスが終わり、この月曜日から学校が再開されました。2月って短いのに、ミミズのバカンスと重なるので、例年、けっこう大変で、いろんなことを書いておきたかったのに、なにもできずにいます……。

この冬のバカンスは、プールも柔道もなく、天気も悪かったので、ふたりで太ってしまいました。で、ふたりで目標体重を決めて、その体重に戻るまでは大好きなアイスはお預けということにしたのです。

バカンス中の宿題はほとんどなく、詩の暗記と本の朗読はもう完璧なまでに練習しました。なのでアタシたちは、九九を暗記しようということにして、2週間で覚えてしまいました。まだ学校ではしっかりと習っていないみたいだけど、日本の小学校ではたしか2年生に九九を覚えたような気がして、フランスのCE1の算数の本でも、掛け算の問題があるので、覚えておいた方がいいということになったのです。

覚え方はもう完全なる丸暗記で、何度も唱えて覚える方式です。なので、お風呂で覚えました。ミミズは猛烈な勢いで唱え続け、2週間でほぼ丸暗記。覚えたことを忘れないように、ときどき「7の段は?」などと質問すると、まぁだいたい言えます。すばらしい。

この丸暗記は、どうやらミミズの自信ににもつながったようで、冬のバカンスを振り返ると九九を暗記したからもう不安がないと話していました。しかも、新学期の席替えで、念願の最前列となり、これでもっと頭がよくなると何だか喜んでいます。本当かどうかはわかりませんが、ともあれ、覚えられてよかったかな。





プール三昧のバカンス

このバカンスで久しぶりのプールが再開しました。プールの建物内に大人は入ってはいけなくて、入り口までミミズを送ると、ひとりで着替えて荷物をまとめて、プールのレッスンを受けます。これまでは、更衣室まで大人が入れたので、着替えを手伝っていたので、ちゃんとひとりでできるのか、少し心配でした。初日は、ミミズが戻ってくるまで心配でしたが、もうすっかり慣れてしまいました。

そんなわけで、今週は毎朝プールに通い、ミミズが泳いでいる間、アタシはすぐ横にある1周3kmのウォーキングコースを2周走っていました。二度目の外出制限期間にランニングの習慣がつき、おかげですっかりランナー気分です。ミミズは、もうすっかりスイスイ泳いでいるみたいで、早くミミズの成長ぶりがみたいなぁと思っている毎日です。

そんなこんなで、とうとう24日、クリスマスイブとなりました。12月に入ってからアドベントチョコレートとアドベントクッキーを毎朝楽しみ、ジワジワとクリスマスへと気持ちが盛り上がっていきました。今日はもう一日中、ワクワクが止まらなくて、「明日が楽しみすぎて気持ちが抑えられない」と興奮していました。夜もなかなか眠れず、そわそわしていましたが、早く寝ないとサンタさんが来ないと無理やり眠りました。

ミミズの中では、サンタさんが本当にいると思う気持ちと、本当はいないかもしれないという気持ちが半分ずつあるみたいです。だから、このCOVID-19が落ち着いたら、フィンランドのサンタ村へ行ってみようと思っています。ここでサンタさんたちの暮らしを見て、サンタさんが子どもたちのために働いている姿を見せてあげようと思うのです。

パパが言うには、子どもたちは学校の友だちから話を聞いたりして、サンタさんのことを信じなくなるといいますが、でも本当にいたらすごいなぁという気持ちを持ち続けることが大切だと思います。そんなわけで、明日の朝が楽しみ。ミミズはサンタさんにアタシのプレゼントも頼んでくれたのです!





サンタさんに手紙を書いたら返事が届いた!

すっかり忘れていましたが、12月のはじめ、村役場から毎月届くお知らせに、「今年はサンタさんが来られません」という連絡がありました。毎年、馬車に乗ったサンタさんが子どもたちに会いに来てくれるのですが、今年はCOVID-19のため、サンタさんが来られないというのです。でも、サンタポストが設置されていたので、ミミズはサンタさんにお願いを書いて投かんしたのです。私は日本語の勉強もたくさんやって、フランスの学校ではたくさん勉強してるので、私にはアイスクリームマシン、お母さんにはダイエットマシーン、帽子、スポーツ用の服、お父さんにはラジコンをお願いしますだったかな、そんな内容でした。

そしたら今日、返事が届いたのです。ミミズ、ビックリ。「Mizuhi」と名前のスペルが間違えていたので、やっぱりサンタさんはおじいさんで、目がよく見えないのではないかということが判明。「自分のプレゼントよりも家族のためのプレゼントを頼んでくれてやさしい子だ」と褒められつつ、「でも、世界中にたくさんの子どもたちがいるから、全部のプレゼントを届けられるのかはわからないよ」と、書いてありました。サンタさんが本当に手紙を読んで返事を書いてくれたということがわかったのです。でも…ちょっと疑問が。「そんなおじいちゃんが、どうしてパソコンで手紙が書けたのだろう」と。その手紙は、手書きの手紙ではありませんでした。でも、すぐに解決。「もしかしたら、サンタさんのアシスタントの小人が書いたのかも?」ということになり、「小人が私の名前を間違えたんだ」という結論に。サンタさんが返事をくれて「信じられない!」と目を丸くして喜んでいました。

本当にサンタさんがいるのかどうか、どうやって煙突から家に入ってこられるのか、実はいろんな疑問がありますが、我が家では天窓から来てくれるという結論に至っています。ともかく、夢のあるサンタさんのストーリー、今年もワクワクしながら1週間後のクリスマスを待ちわびています。

表現力は「おはなしドリル」から学んでいる気がする

ミミズは、フランスの小学校がはじまってから、学研の「おはなしドリル」というワークブックをほぼ毎日やっています。このワークブックは、それぞれの学年によって「かがくの話」「どうぶつの話」「こわい話」など、さまざまなシリーズがあって、それぞれが、見開き1ページにお話が書かれていて、それについてのかんたんな質問が載っているというものです。小学1年生の「おはなしドリル」は、字も大きく、内容もわかりやすくなっています。でも、見開き1ページを読むのが大変で、嫌がるときもありましたが、そういうときは無理にやることなく、だらだらといままで続けています。

その「おはなしドリル」ですが、ここ最近、嫌がらずに、むしろ積極的にやっていることに気づきました。感情移入したすばらしい読み方で、それまではひとりではなかなかできず、アタシといっしょに読んで、いっしょに問題を解いていましたが、ここ最近は、ひとりで読み、問題もひとりで解き、ついでに感想を述べたり、意見を言ったりするようになったのです。

日本に行くたびに購入し、ときにおばあちゃまに送ってもらい、かれこれ10冊ぐらい持っています。いずれも2回ずつ読んでいて、そろそろ3回目に突入する本もありますが、これまでの積み重ねは、日本語の文章を表現する上でも十分に役立っているように感じます。

とにかく最近、フランス語でも日本語でも、スラスラといろんなことを書き、とくに日本語は、Youtubeなどで理解できない単語の意味を聞いたり、使い方を確認したりするのです。ミミズの考えを聞き、アタシの考えも言い、まさか7歳の娘とこんなふうにいろんなことが言い合えるようになるとは思ってもいませんでした。

ミミズの日本語の上達は、大いにYoutubeのおかげではありますが、読み書きをする習慣を作ることができたのは「おはなしドリル」のおかげだと思っています。ぜひおすすめしたいです。


友だちとうまくいかなくてフランス語で詩を書いた

先日の漢字検定10級の好成績も驚きましたが、昨日はもっと驚きました。いままで家でフランス語の文章を書いたことなどあまりありませんでしたが、昨日、突然、詩を書きはじめたのです。

その前に、昨日は学校で友だちに仲間外れをされて、最悪な日だったようです。詳細はよくわかりませんが、ミミズはいつも男の子と遊んでいて、ときどき「女だから」という理由でのけ者にされるみたいです。で、昨日はそんな友だちとうまくいかない瞬間がいくつもあって、最悪な日だったと語っていました。で、学校で書いたのが「私が思うこと」。それを読んでアタシが驚いていたら、家でも「私の木」という詩を書いたというわけです。こちらがその詩です。

ミミズのフランス語は、アタシが見てもまちがっている箇所がわかることもありますが、それでも力強く、言いたいことを表現しています。日本語では、絵本を作ったり、マンガのようなものを描いたり、お話を書いたりしていますが、学校の勉強以外でミミズが自主的にすべて自分でフランス語で書いたものを読んだのははじめてです。

では学校で書いた詩はいったいどんな詩だったのかというと…

私が思うこと

たとえ どんなに いじわるな人がいても

わたしは かれらを わらわせようとする

だって その人は きっと その人の人生のなかでは やさしいし、しあわせにいきていくべきだから。

もうあの学校には二度と行きたくないと言っていましたが、今朝は元気よく出かけていきました。来週いっぱいで冬休みに入るし、学校にいる間ずっと嫌なことばかり起こっているというわけでもないみたいなので、今日は楽しい一日であってほしいなぁと思います。


漢字検定ダブル合格!

クリスマスごろに届くと言われていた漢字検定の結果が今日届きました。アタシはぎりぎり落ちたと思っていたのですが、奇跡的に合格。一応、試験対策の勉強はしていましたが、十分に勉強できない状況に加え、コロナ第2波で再び閉鎖されるかどうかという時期で、パリまで試験に行こうかどうか微妙に悩んでいたため、準備不十分の状態でした。それでも200満点中165点、合格ラインが155点だったかな、何とかセーフでした。

一方のミミズはというと、150点満点中145点という高得点で10級合格でした! すばらしい! ふたりで抱き合って大喜びしました。

ミミズはたぶん合格するだろうと思っていましたが、きちんと正しくこたえられるかどうか微妙に心配でもありました。試験直前に、実際の試験ではちゃんと枠の中に字を書かないといけないことなどを伝えましたが、直前すぎました。でも、こんな高得点で、ミミズもがんばったかいがあると大喜び。パパにかなり得意げに自慢していました。

ミミズはすでに小学2年生の漢字をスタートさせています。パリに行ったときに購入した漢字練習帳を使ってやっています。カードを作って読みの練習はほぼ毎日繰り返していますが、まだ書く練習はしていません。でも、漢字を先行して学習しているため、『おはなしドリル』を読むペースもスラスラとかなり上手で、やっぱり勉強している成果が見えているような気がします。

フランスの学校での勉強がときに理解できずに大変だったりしますが、よく続けて勉強していると思っています。とりあえず来年に9級の試験を受ける予定です。アタシは準1級の勉強をしていますが、準1級は日本でしか受けられません。来年の夏、日本に行けたら受験しようかなと思っています。

日仏バイリンガルは大変だ

先週の金曜日の夜、お風呂に入りながら、ミミズが突然、算数の問題があんまりよくわかっていないのに、テストがあるという話を打ち明けました。いままでどうして何も言わなかったんだろうと、問題を見てみたら、本当にわかっていない! しかも週明けにテスト! というわけで、この週末は、猛勉強となりました。

「バカンスが何だかうれしくないなぁ…」と土曜日の朝はつぶやき続けました。でも、放っておくわけにはいきません。ミミズが何を理解していないのか、まずはそこを見つけないと。というわけで、いろいろ探ってみたら、その理由がわかりました。ミミズは、フランス語の設問の意味がわかっていなかったのです。

「10本の花のブーケが2つあります。花は何本ありますか?」とか「3人の子どものグループが5つあります。子どもは何人でしょうか?」とか、そんな問題です。ミミズは、10+2=12、3+5=8と答えを書いていて、先生から復習するように赤ペンで書いてありました。日本語に訳して問題を解くと、最初は何だか戸惑っていましたが、似たような問題を何回もやっていったことで、日本語では理解できました。ところが、フランス語で質問すると、またわけがわからなくなってしまいます。土曜日は、とりあえず日本語で理解できたところで勉強をやめました。

日曜日、朝から日本語で復習したら、パッパッと問題を解くことができました。次にフランス語で質問すると、答えのケタを間違えてしまいました。つまり、「10本の花のブーケが2つあります。花は何本ありますか?」とか「3人の子どものグループが5つあります。子どもは何人でしょうか?」とかの質問の答えを20ブーケや15グループと答えてしまうのです。何度も繰り返していったら答え方もわかるようになりました。

また夕方、お風呂で繰り返してみたら、ササッと答えられたので、とりあえずダイジョウブかなぁというところまで到達しました。

今回のことで、はっきりわかったことがあります。たとえ子どもの頭が柔軟だとしても、やっぱり複数の言語を操ることはとても大変なことだということです。ミミズの場合、アタシと日本語を使って日本の1年生の勉強もやっているため、こうした混乱が生じるのかもしれませんが、日本語を得意とするミミズのことは、もう少し気にしてあげたほうがいいなぁと思ったのです。

ときどき、友達とケンカした話しとか、もう絶交するとか、そんな話も聞きますが、フランス語で何か問題でもあるのかなぁと心配になることもあります。親友と呼べる友だちはいないし、学校でさみしい思いをしていたらどうしようなんて、たまに思います。それでも楽しそうに学校に行くので、ダイジョウブかなぁとも思うのですが、ミミズはほかのクラスメイトとはやっぱりちがう環境で育っているので、しっかりとフォローしてあげようと思いました。


Youtubeから学ぶ日本語のパズコンって何?

フランスで生活をしているミミズにとって、ママやおばあちゃまとおしゃべりする以外の日本語との出会いの場はYoutubeです。Youtubeから聞こえてくる新しいフレーズこそ、ミミズにとって新鮮な日本語で、Youtubeで使われている言葉こそ、同じぐらいの世代の子どもたちが使っているであろう表現ということになります。

ミミズがおもに見ているYoutubeチャンネルは「キッズライン」や「ここなっちゃん」で、とくに最近、「ここなっちゃん」のケーちゃんというちょっぴりいたずらっ子のしゃべり方を真似します。真似するというよりも、自然に同じような話し方になっているという印象です。それぐらいよく見ていて、もちろん大ファンなのです。そんなミミズといっしょに見ているアタシもけっこうファンで、「ここなっちゃん」はかなりお母さん心をついているなぁと思っていたら、案の定、お母さんのファンも多いみたいです。

先日、そんな「ここなっちゃん」のある動画を見ていたミミズが、「マザコンって何?」と聞いてきました。「ママのことがすごく好きだったり気になったりする人のことよ」と説明したら、「私はマザコンだわ」と言いました。ちょっと意味がちがうかなぁと思っていたら、「じゃあ、パズコンって何?」と聞いてきたので、「パソコンのことでしょ? そのコンピューターのことよ」と答えました。

そんなこんなで、夜、お風呂に入っていたら、「私は絶対にマザコンよ。パズコンじゃないからね」というので、「それって、ファザコンのこと?」となりました。そうか、ミミズが「パズコン」と聞こえたのは、実は「ファザコン」のことで、あの動画にいっしょに出てきた言葉だったのか…ということがわかりました。適当に答えてしまったことに反省です。

どんな言葉や表現であっても、きちんと教えてあげないといけないのかなぁと思います。あまりいい表現ではなくても、日本にいないのに日本語をちゃんと理解しているわけだから、使い方や使うシチュエーションを正しく教えてあげないと、日本に行ったときに誤解されてしまいます。おもしろいとき、先の「ここなっちゃん」のケーちゃんみたいに「超、ウケル!」などと言って喜んでいますが、ま、日本語での表現のひとつの形なので、使う場所をわきまえて、もっとたくさんの表現を学んでほしいなぁと思います。

小1になるともうひとりでできるようになるのか…

先日、やっとおばあちゃまから荷物が届きました。いろんな頼みごとをしていて、その中におそろいのハンテン、クッキングトイ、ちとせあめなどがありました。おそろいのハンテンはもううれしくてうれしくて、毎日、これを早く着るために、早くお風呂に入っておそろいタイムを楽しんでいます。おばあちゃまはパパにも作ってくれると言っていました。ありがとう! それからちとせあめ、この週末にまた着物を着て、写真でも撮ろうかと思っています。髪の毛をちゃんとやってあげたい。七五三の写真、みんなすごくステキだから、ちょっとぐらいかわいいのを残してあげたいと思っています。

ところで、クッキングトイですが、「わたし、ひとりで作ってみる」といって、ひとりで楽しく遊びました。しっかりと説明を読んで、わからないところはママに確認しながらも、すべてひとりでできました。そっか、もうこういうことも少しずつひとりでできるようになるんだなぁと思うと、ミミズの成長を喜ばしく思うと同時に、少しだけさみしいような気持ちにもなります。

ひとりでできるといえば、ほんの数カ月前までうまくできなかった三つ編みだって、ものすごい速さでできるようになったし、毎朝の朝学習スマイルゼミも、学校に行く前に7課題終わらせることができるようになって、いろんなことがスムーズにできるようになっています。

七五三は少女から大人への成長を祝うことだとおばあちゃまが言っていたけれど、本当にそうだなと思います。これからいろんな経験をして、どんどん成長していってほしいなと思います。

わたしとあーちゃん、どっちがすき?

ミミズはよく「ママがいちばん好きな人はだれ?」と聞きます。よくある子どもの質問です。ミミズはひとりっ子だから、妹や弟と比べる質問はありませんが、おばあちゃんと自分のどちらが好きなのかという質問をよくします。

こういうとき、「あなたがいちばん好きよ」と答えますが、この答えは多くの親が答える答え方みたいです。兄弟がいる家庭でもそうやって答えるみたいです。子どもはそう答えてほしいだろうからね。でも、実際のところ、ママと娘、どっちが好きかといわれると、答えられないものだなぁと思います。ミミズは、「わたしがママになったとしても、娘よりママが好きだっていってあげるからね」といいます。いまはまだ、ママが大好きで、ママと結婚したいのです。ふつうはパパと結婚したいのではないかと思うのですが、我が家はママです。ま、アタシのほうがミミズの世話をしているから、当然といえば当然かなと思いますが…。

ただ、このミミズの答えには、フランス語よりも日本語の方が得意という事情もあるのかなと思います。ミミズはフランスに生まれ、フランスの学校に通っているにもかかわらず、日本語が上手で、日本語でものを考えている節があります。先日、ミミズが友だちとしゃべっているのを聞いていましたが、日本語でアタシとしゃべっているほどフランス語ではしゃべっていないのが明らかでした。フランス語がわからないということはないと思いますが、日本語の方が楽なのだと思います。だから、パパよりもママの方が楽だというのもあるのかなと思うわけです。とはいえ、ミミズのようなミックスの子どもたち、けっこう大変なんだと思います。いろんな言葉が使えていいわねといわれますが、そんなに簡単なことではないです。いろんな苦労があっていまがあるということは、絶対に忘れないようにしようと思っています。