フランスの小学校から成績表が届いた!

バカンスがはじまった

今日から学校が秋休みとなりました。9月にはじまって6週間、あっという間に時間が過ぎていき、今日、心配していた成績表を持ってきました。

幼稚園のとき、発音矯正士のところに行ったほうがいいと言われていたので、今回もフランス語のことで何か言われるかなぁと心配していましたが、心配とは裏腹に、どういうわけだか成績がとてもよかったので安心しました。フランス人の家庭で生まれ育った同級生とは異なり、日常的な語彙力の少ないミミズは、聴覚や視覚など、あらゆる感覚を使ってフランス語を記憶しているため、ディクテもちゃんとできていたみたいです。クラスの平均点をはるかに超える成績だったので、まずは安心しました。

とはいえ、今度はもっとフランス語の勉強をやっていかないといけないだろうから、さらに大変だなぁと思います。柔道でいっしょの子たちの話を聞くと、宿題が多くて柔道に来られなかったとか、そんなことを言っています。家に帰ってからどれだけ宿題をやるかということに尽きますが、アタシもいっしょに勉強しないと…と思っています。

算数の成績は予想どおりでした。まぁよくできていました。ひとつ、設問の意味がわからなかったみたいで、ほとんどできなかった課題がありましたが、これは算数の問題ではなくフランス語の問題なのでとくに心配ないかなと思っています。

とはいえ、アタシたちは、朝の30分の日本語学習+スマイルゼミと、学校から帰ってからの数分の宿題程度しか勉強をしていないので、必要に応じてもう少し勉強時間が必要になるかもしれません。ま、様子を見ながらということで。とりあえずホッとしています。

赤毛のアンのような日々

森で遊ぶミミズ

はじめて赤毛のアンを読んだとき、とてもうらやましいと思ったことを覚えています。何がうらやましかったって、通学路に林があったり、ワクワクするような冒険ができる場所があったりすることです。アタシは都会で生まれ育ったので、そういう場所はどこにもありませんでした。だから、赤毛のアンの世界はまぎれもなく作り話だと思っていました。

でも、いまのミミズを見ていると、赤毛のアンのような日々を送っています。家のそばには雑木林があって、そこに落ちている枝を拾ってはドラゴンの家族が増えています。いまの時期はどんぐりがあちこちに落ちているし、小学校の校庭にはくるみがいくつも落ちていました。歩いてすぐではありませんが、このあたりには大きな川も流れています。今日は家族できのこ狩りに行きました。相変わらずきのこ運がありませんが、ミミズはつい先日、パピーにいただいたトランシーバーで楽しくきのこ狩りの様子を実況中継してくれました。

いろいろ言っても絵が好き

今日の午前中は、庭に絵具や紙などの画材を持ち出して、写生をしました。絵が苦手でへたくそというわりには、よく絵を描きます。色使いがとてもきれいで、やっぱりこういう感性はフランス人なのかなと思いましたが、驚くことに、アタシがミミズと同じ年のころに描いた絵とほとんどあまり変わらないのです。ミミズの場合、木や鳥など、自然にあるモチーフを中心に絵を描きますが、アタシは家があって弟がいて…というような絵を描いていました。ミミズも同じですが、画用紙にひらがなが入ることが多く、「を」と書くべきを「お」と書いていたあたりも同じです。おそらく同じ年の絵ではないかと思います。

鳥小屋と鳥や花

というのも、今日はとても暑く、天気が一日中よかったのです。きのこ狩りの車もたくさん出ていました。でも、きのこ狩りは朝一番で行かないとね。朝、生えてきたきのこが取られちゃうから。明日も元気だったら、朝からきのこ狩りに行く予定です。今年はきのこと出会えるのでしょうか。楽しみです。

ドラゴンの家族

ただの枝ではありません

田舎に住んでいると、想像力を働かせて遊ぼうとするものなのかもしれません。アタシは都会で幼少時代を過ごしたから、ミミズのように近くの林から木の枝を拾ってきて、ドラゴンの女の子、お母さん、お父さん、兄ちゃん、お姉ちゃんみたいな家族を作ったりするような遊びなんかしたことがありません。でも、ふと、赤毛のアンの世界というか、そんな物語の世界を思い出して、ある意味、うらやましいなぁと思ったりします。

どこかの偉い人は、現代の子どもたちはスマホやゲームからオフして、何もない世界へ行くべきだとか、そういうことを相変わらず訴えています。そんな記事を最近もまた読みました。そうかもしれないけれど、でも、その世界から離れてしまったら、現実の世界から遠ざかってしまうわけで、そんなキレイごとは絵空事でしかないとちょっと思ってしまいます。

でも、そんな絵空事の世界に生きているミミズを見ていると、無限に広がっていく想像力がとてもうらやましくも思うのです。あんなふうに生きていくことができたら、きっととても楽しいだろうなぁとかね。そんな幼少時代があってもいいよなと思うのです。

宇宙の本を読むミミズ

事実、ミミズの想像力はいろんなところに現れていて、描く絵もとてものびのびとしているし、興味を持つことも多岐にわたっています。最近では星や宇宙が好きで、木星がとても速く回転していることをおもしろおかしく話します。そういえば、ミミズが星や宇宙に興味を持つまで、木星が速く回転していることなんて知りませんでした。

また、ミミズの国(中国のあたりにある)や、ミミズのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいる島(インドネシアのあたり)の物語もすごくおもしろいのです。おじいちゃんの島まで船で行く話とか、おじいちゃんが小さいころの話とか、ミミズの国の言葉の話とか、無限に話が広がっていって、いったいミミズはどこまで行くんだろうかとワクワクするのです。

そんなわけで、ドラゴンの家族、ただの枝といえばそうなんだけど、ふぞろいの枝たちはミミズの大切な家族で、また明日もいっしょに遊んで楽しい時間を過ごすのです。

楽しみにしていたバイオリン

本当に音が出たらいいんだけど…

ミミズは少し前、小学校でピアノとバイオリンの演奏を聴きました。その日はとても興奮していて、バイオリンはこうやって持つんだとか、ピアノはこんなふうに弾くんだなどとマネしながら、バイオリンを弾いてみたいと話していました。さらに、クラスメイトのレオポールは、バイオリンを習っているらしく、学校に持ってきてみんなの前で少し弾いてみせてくれました。ますますバイオリンが弾いてみたくなりました。

と、そんなことをパパに話したら、パピーの家にバイオリンがあるはずだということになり、この週末、パピーたちが持ってきてくれることになったのです。で、土曜日の朝はパッと目覚めて、朝からずっとバイオリンが来るのを待っていたのです。

お昼過ぎにパピーたちが来ました。バイオリンのケースを開けると、慣れたような感じでバイオリンを持ってみました。何となく様になっている気がしました。で、いざ、弾いてみると、音がまったく出ません。何やら古いバイオリンで、音が全然でないのです。ミミズ、がっかり。

古いものをいろいろ取っておくのはいいんだけど、ぜんぶこんな感じなんだよな…とちょっと思います。せめて弾けるかどうかぐらい確認しておいてもいいのではないかとも思いましたが、ま、しょうがない。結局、何度やっても弾けませんでしたが、パパが近いうちにバイオリンの弦を掃除するクリーナーを購入するそうです。ミミズが言うには、毎週木曜日はobjetsの日というのかな、楽器を弾いたり、何かで遊んだりする時間があるようで、来週の木曜日にバイオリンを学校に持っていきたいと話します。間に合うかどうかはわかりませんが、その前にバイオリンが弾ける状態になるかどうか、ちょっと心配です…。

朝は日本語の勉強をする習慣

すっかりお姉ちゃんになりました

アタシは毎朝6時50分に起きます。朝ご飯の支度などをして、ミミズを起こすのがだいたい7時10分ぐらいで、ミミズは7時半までに起きます。朝ご飯を食べて7時45分ぐらいから勉強を開始。漢字の読みプリント、書きプリント、漢字の練習、おはなしドリルをやった後、スマイルゼミをやります。スマイルゼミは時間の許す限りやり、8時20分ぐらいに家を出るという毎日です。

この30分程度の日本語の勉強を、かれこれ4年ちかく続けています。ミミズが幼稚園に行くようになってから、朝ご飯の後に日本語の勉強をしてきました。でも、この30分のおかげで、ミミズの日本語は現在までのところほぼ完ぺきです。

しかも、ミミズは学校であれどこであれ、アタシとは完全に日本語を使い、それをどこかで自慢します。「ミミズ、何語で話しているの?」とお友だちに効かれると、「私のお母さんは日本人で、フランス語はよくわからないから、私はいつも日本語で話すのよ」みたいに説明します。

パパがイライラしていると、「もう怒るのはやめて!」と怒鳴り、「もう! ママは日本人で、フランス語がわからないのよ!」と、ママを守ってくれます。何だかすごい。ミミズってすごいなぁと感心します。

習慣というものはとてもすごいものだなぁと本当に思います。フランスで生まれ、フランスで育っているのに、完全に日本人なんだから。たった30分でも毎日続けていること、本当に大事なことだと思います。だから、明日もまた続けようと思うのです。



子どもはみんな芸術家

左はおしゃれをしたママ、右はママとミミズ

子どもの描く絵にはそれぞれに特徴がありますが、ミミズの描く絵はたいていママの絵です。ママのそばにいるのはミミズ、ときどきパパが登場しますが、ほとんどがママで、よっぽどママの影響が強いということがわかります。

絵の描き方を見ると、アタシが子どものころに描いていた絵とは明らかにちがっていて、とてもユニークな気がします。「6歳、女の子、絵」と検索すると、ちょっとアニメっぽい絵がいろいろと出てきますが、これは明らかに日本のアニメの影響だと思います。そんなことをマンガの先生が話していました。

ミミズの場合、いったい何に影響を受けているのかはわかりませんが、ちょっと雰囲気がちがいます。最近でこそゲゲゲの鬼太郎が好きですが、ドラえもんやプリキュアも好きだけど、あんまり影響を受けていないように見えますが、やっぱりフランス人っぽい絵なのでしょうか。

今日、ミミズの小学校から「家庭での学習の手引き」みたいなものをもらいました。フランス語の読み書きがしっかりとできること、算数は100まで数えられるようになること、アートの時間を取り入れることなどが書かれています。ミミズはこのアートの時間はとても好きで、たいてい絵を描き、何かを作っています。今度、ティッシュペーパーの空箱ができたら、それを使ってギターを作る予定ですが、これは日本の子ども用の雑誌がヒントになっています。

そういえば、日本の幼稚園でも、聞紙を丸めた棒を持ってきたり、牛乳パックを使った車を作ったり、いらなくなったものを再利用して工作を詩ていましたが、フランスでは、立体的なものでは仮面を作ったり、写真を使ったデコレーションを作ったり、ちょっと趣がちがいます。また、絵に関しても、日本ではクレヨンとお絵かき帳を使っていましたが、フランスでは一枚ずつの紙に、さまざまな材料の画材を使って描きます。

ともあれ、子どもの作品はすべてアートです。このおもしろい感性、いつまでも持ち続けていけるといいんだけどね。




妖怪ノート

たんころりんの説明が書いてある

今朝はのんびりと起きました。何といってもここ数日とても暑くて、ゆっくり眠れたものじゃないのです。日曜日だし、とくに予定もないし、ゆっくりと過ごしました。パパは相変わらず車の修理。プロでも好きでもないのに、よくもなぁやります。お金がないというのが理由だけど、だからって自分でやるっていうのはなかなか…。おかげでナーバスなのがネックです。

さて、朝ご飯を食べながら、ミミズは3冊の本を朗読しました。赤ちゃんのころ開き読みした本。スラスラと読む姿を見て、成長を驚かずにはいられませんでした。スラスラとです。ひと文字ひと文字を追うのではなく、スラスラと読みました。というわけで、本日の勉強はスマイルゼミだけ。スマイルゼミは今月、かんたんな足し算や引き算の課題が入っているほか、長さを比べる課題などもあってなかなかおもしろいです。ひらがなの書き方が少しずつ上手になってきているのも楽しくて、今日は大喜びしながらやっていました。

今日は本当に暑くて、家にいても暑くて不快な一日でした。外に出る気になれず、家でテレビを見ながらダラーっと過ごしたのですが、夕方、妖怪ノートを作りました。その名のとおり、妖怪の説明を書いたノートなんだけど、この夏の境港への旅行からずっと妖怪ブームが続いています。残念なのは、ゲゲゲの鬼太郎の動画が見られないことなんだけど、こればかりは仕方がありません。

夜、日本から持ってきた天国と地獄の本を読みました。この本は水木しげる先生がまとめた本で、とくに地獄がどんなところかなどがいろいろと説明されています。何だか本当に思い切り妖怪の世界にはまっています。クリスマスプレゼントには本でも買ってあげようかなと思ったり。



水曜日は書道の日

ミミズが通っている区域の学校は、水曜日は午前のみとなっています。というわけで、今日のランチはバーガーキングで済ませ、家に戻ると書道の練習をしました。先週、水曜日は書道の日にすることに決めたので、実行したわけです。今日の課題は「はと」。これは、アタシのひらがなの課題と同じです。

「は」という字は、3画目の最後にくるっと筆を返すところがむずかしく、その後、筆を下の方に下げて止めるところがまたむずかしく、なかなかうまく書けませんでした。また、「と」の2画目は筆を返しながら入るところがむずかしく、二文字とも曲者といえる字です。かれこれ6枚ほど練習して、とりあえずいちばんうまかった作品がこちらです。

ものの15分程度でしたが、その程度かなと思います。楽しくがんばってできたらそれでいいと思い、続けることを第一に考えています。ただ、スマイルゼミのおかげで、字形の見方、つまりどこをどれぐらいまで書くのか、どうやって筆を運んでいくのかといった見方ができているので、「ここは長すぎた」とか「太く書き過ぎた」など、これまで指摘したことのない見方ができていたので驚きます。

とりあえず来週も引き続き楽しく練習できるようにと願うばかりです。字は上手に書けた方がいい、とても汚い字を書いてきたアタシが思うんだから、そうだと思います。ミミズが生まれたと同時に書道をはじめ、やっと準5段まで昇段してきました。最高段位は8段で、アタシは8段まで続けようと思っています。まだまだ遠い道のりですが、ミミズと楽しく精進できたらと思うばかりです。



スマイルゼミでよかった

ピアノを弾くマネ

フランスの小学校生活は、なぞに包まれています。学校でどんなことを学んでいるのか、まったくわかりません。宿題が書かれたノートがあって、それを見て何となく想像することはできても、時間割をもらうことわけでもないので、具体的にはどんなことをしているのか、さっぱりわかりません。

今日は、学校から帰ったらいきなり、「バイオリンとピアノを聞いたの」と言いました。バイオリンはこんなふうに弾いて、ピアノはこんなふうに弾くんだと、何だかすごい演技派女優のようなそぶりで教えてくれました。音楽の授業でもあったのか、よくわかりません。だから、スマイルゼミをはじめてよかったと思います。

実はこの夏、日本でスマイルゼミをはじめることにしました。日本のシステムと合わせているので、いまは年長さんのカリキュラムをやっています。タブレットを使い、毎日、15分程度の課題が与えられます。専用のペンがあって、ひらがなの書き方を練習したり、文章の作り方、かんたんな算数、めいろ、英語、理科、社会生活などもあって、なかなか楽しくなっています。課題が終わるとご褒美がもらえて、オリジナルのキャラクターを作ることができます。

ミミズは、タブレットが届いてからいままで毎日このスマイルゼミで勉強というか、遊んでいます。おかげで字がきれいになりました。これまでずっと朝ご飯を食べたあとに勉強するという習慣を続けているため、現在もなお、毎朝、登校時間ギリギリまで勉強しています。スマイルゼミの前に、漢字の練習と読み方ドリルをやっています。アタシもいっしょに漢字の練習をしているので、ふたりで楽しく続けていて、見たところ、さして苦痛ではないみたいです。

ベールに包まれた学校生活だからこそ、スマイルゼミで日本のレベルを学ぶことができるのかもしれません。スマイルゼミの詳細は記しておこうと思っていますが、とりあえずスマイルゼミをはじめてよかったと思っています。



フランスの小学校での生活

週末はのんびりと過ごしたいのだそう

日本から戻ってきて、すぐにフランスの小学校がはじまりました。よくわからない中、不安と期待を胸にはじまったCP(小学1年生)でしたが、やっと1週間が終わりました。

いろんなことがはじめての経験でした。初日、いろんなものを持っていかなければなりませんでしたが、すべての荷物は学校に置いておくシステムとなっています。いいんだけど、教科書さえ持って帰ってこないので、学校でどんなことを勉強しているんだかよくわかりません。

でも、連絡帳のようなノートがあって、そこに毎日の宿題が書かれています。ある日はプリントを朗読するだったり、ある日はアルファべを書く練習だったりします。ものの10分程度で終わるような内容ですが、それを見るとどんなことをやっているのかがわかります。まだたいした勉強はしていません。

学校は8時半までに登校し、15時45分にお迎えです。水曜日は9時から12時まで。そこで、アタシたちは、来週から水曜日に書道をやることにしました。ミミズの提案です。あんまり好きではないみたいなんだけど、日本人だから日本語をしっかりと勉強したいのだそうです。すばらしい。

ところで、ミミズはこの夏からスマイルゼミをはじめました。これは、ネットを使ってタブレットで勉強する通信教育で、年長さんをやっています。日本のカリキュラムに合わせているので、4月から1年生となります。これとは別に、毎日、漢字のプリントをやっていて、だいぶ字の読み書きができるようになりました。

結局、フランスでも算数やら理科やらを勉強するわけなので、アタシがフォローすべきは日本語を中心とした日本に関する勉強だと思っています。歴史や地理もそう。いつかミミズが日本に住もうと思ったとき、日本のことを何も知らないということだけにはならないようにしてあげたいと思っています。