サッカー少女となる

ミミズは4歳から柔道を習っています。今年で5年目、「私は5年、柔道をやっているよ」と自慢げに話します。これまではスポーツと言えば柔道で、すべてのアクティビティに参加してきました。でも、今年、サニタリーパスが導入されてからは、かなりモチベーションが下がっています。柔道施設に出入りするにはサニタリーパスが必要です。つまり、持っていないと入れない。12歳未満は必要ないけれど、子どものサニタリーパスが導入されたら、ミミズは柔道を止めるしかありません。

サッカーも同じように12歳以上の人はすべてサニタリーパスがないと練習できません。でも、道場ほど厳しくはなくて、アタシたちも自由にグラウンドに出入りできます。そんなわけで、ミミズは最近ではサッカーの方が好きなのです。

この9月からはじめたばかりですが、モチベーションがとても高く、試合にも積極的に参加しています。もうすっかりチームのメンバーで、親たちとも楽しくやっています。試合というのは5人対5人の小さなグループに分けて行うもので、試合は6回ぐらい行います。けっこうハードです。ミミズはチーム内でも3番目ぐらいのグループに配属されます。上手な子たちのグループだとパスさばきなんかもうまくて見ごたえがありますが、ミミズのグループだとボールにみんなが集中してあちこち翻弄されるような試合展開になります。それでも、コーチたちは必死にほめてくれ、はじめたばかりなのに上手だと言ってくれます。

来週の土曜日は、午前中にサッカーの試合があって、午後には柔道の試合もあります。両方とも出るとがんばっていますがダイジョウブかなとちょっと心配です。来週の木曜日、抗原検査を受けてサニタリーパスをもらう予定です。







はじめてのサッカーの試合でゴールを決めた【フランスの小さなサッカーチームでの日々】

活発なミミズは、学校で男たちといっしょにサッカーで遊ぶ毎日を送っています。女子グループに入れなくて、つらい思いをしている一方、サッカーが上手になりたいと地域のチームに入り、これまでの柔道以上に楽しいひとときを過ごしています。で、先日の土曜日、はじめての試合に出ました。前日からワクワクし、当日も飛び起きました。用事があって私は行けませんでしたが、おじいちゃんおばあちゃんも繰り出して、試合に出かけたのです。

サッカーの試合は近くの村のグラウンドでしたが、サニタリーパスがないと入れませんでした。おじいちゃんおばあちゃんはパスを持っていたので、ミミズと同伴できましたが、パパは入れませんでした。それでも、外からミミズの試合を見学し、最後には裏口から入って見学できたみたいです。

何だかよくわからなかったのですが、本格的な試合というよりも、試合をやったりアクティビティをやったりと、楽しいひとときだったみたいです。試合は3回ぐらいあって、ほかにチーム以外の子どもたちとアクティビティをやったと話していました。その試合の中で、ゴール近くにいたミミズがこぼれ球を拾ってゴールを決めたみたいです。はじめての試合でゴールを決めたなんて、ビギナーズラックそのもの。大喜びで帰ってきました。

ミミズが所属しているのは、フランスとはいえ田舎のチームで、何も本格的にサッカーを習っているという印象はありません。チーム全体もなんというかのんびりとしているし、子どもの親たちもサッカー好きでワイワイと楽しくやっています。ただ、とにかく勝とうという意欲がものすごくて、技術の上手下手はともかく、勝ちたいという気持ちがとても強いのは印象的です。柔道も同じですが、とにかく勝ちたいから試合に出たいという子どもたちが多く、日本の子どものサッカーチームがどんなふうなのかはよくわかりませんが、その違いはぜひ見てみたいなぁと思います。

ともあれ、幸先のいいスタートを切ったミミズのサッカーライフ。これからどうなるのでしょうか。地域の小さな道場もサニタリーパスで管理され、その閉鎖的な雰囲気に嫌気がさしているミミズ、サッカーの方に気持ちが偏りつつあります。