ドラゴンの家族

ただの枝ではありません

田舎に住んでいると、想像力を働かせて遊ぼうとするものなのかもしれません。アタシは都会で幼少時代を過ごしたから、ミミズのように近くの林から木の枝を拾ってきて、ドラゴンの女の子、お母さん、お父さん、兄ちゃん、お姉ちゃんみたいな家族を作ったりするような遊びなんかしたことがありません。でも、ふと、赤毛のアンの世界というか、そんな物語の世界を思い出して、ある意味、うらやましいなぁと思ったりします。

どこかの偉い人は、現代の子どもたちはスマホやゲームからオフして、何もない世界へ行くべきだとか、そういうことを相変わらず訴えています。そんな記事を最近もまた読みました。そうかもしれないけれど、でも、その世界から離れてしまったら、現実の世界から遠ざかってしまうわけで、そんなキレイごとは絵空事でしかないとちょっと思ってしまいます。

でも、そんな絵空事の世界に生きているミミズを見ていると、無限に広がっていく想像力がとてもうらやましくも思うのです。あんなふうに生きていくことができたら、きっととても楽しいだろうなぁとかね。そんな幼少時代があってもいいよなと思うのです。

宇宙の本を読むミミズ

事実、ミミズの想像力はいろんなところに現れていて、描く絵もとてものびのびとしているし、興味を持つことも多岐にわたっています。最近では星や宇宙が好きで、木星がとても速く回転していることをおもしろおかしく話します。そういえば、ミミズが星や宇宙に興味を持つまで、木星が速く回転していることなんて知りませんでした。

また、ミミズの国(中国のあたりにある)や、ミミズのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいる島(インドネシアのあたり)の物語もすごくおもしろいのです。おじいちゃんの島まで船で行く話とか、おじいちゃんが小さいころの話とか、ミミズの国の言葉の話とか、無限に話が広がっていって、いったいミミズはどこまで行くんだろうかとワクワクするのです。

そんなわけで、ドラゴンの家族、ただの枝といえばそうなんだけど、ふぞろいの枝たちはミミズの大切な家族で、また明日もいっしょに遊んで楽しい時間を過ごすのです。

ZUMBA PARTYに行ってみた

子どもも大人もいっしょに踊りました

数日前、小学校から小さなちらしをもらってきました。ZUMBA PARTYとあります。13歳以下は2ユーロ、大人は5ユーロで、1時間半のレッスンが受けられるのです。ミミズは、ZUMBAが何かすごく強い興味を示しました。クラスメイトのお友だちも行くと言っていたので、自分も行きたいと強く言っていました。で、パパがお昼寝をしている間、アタシたちはZUMBA PARTYへ行ってきました。

ZUMBAと調べてみると、コロンビアのダンサーが考えた創作ダンスなのだとか。果たして柔道家ミミズがZUMBAを楽しく踊るのだろうか…と思っていたら、わりと楽しそうに先生のマネをしながら踊っていました。アタシもいっしょに踊りました。踊りはね、かつてフラメンコやらサルサやらやっていたから、何となく懐かしく思いながら、ひと汗かいてきました。

小学校のクラスメイトはだれも来ませんでしたが、幼稚園のときのお友だちが来ていました。しばらくすると、柔道でもいっしょにアナエルとお姉ちゃんのサラも来ました。で、踊りながら遊びながら、はしゃいで汗かいて、楽しいひとときを過ごすことができました。

ミミズにZUMBAは気に入ったかどうか聞いてみたら、「大きな音がうるさくてあまり気に入らなかった」のだそうです。そのわりには楽しく踊っていたけどね。なお、我が村にはZUMBA KIDSの教室もあるみたいですが、ちょうど柔道のおけいこと重なります。ま、でも、また今回みたいなZUMBA PARTYの日があったら踊りに来ようと思います。久々に気持ちよく踊った!

楽しみにしていたバイオリン

本当に音が出たらいいんだけど…

ミミズは少し前、小学校でピアノとバイオリンの演奏を聴きました。その日はとても興奮していて、バイオリンはこうやって持つんだとか、ピアノはこんなふうに弾くんだなどとマネしながら、バイオリンを弾いてみたいと話していました。さらに、クラスメイトのレオポールは、バイオリンを習っているらしく、学校に持ってきてみんなの前で少し弾いてみせてくれました。ますますバイオリンが弾いてみたくなりました。

と、そんなことをパパに話したら、パピーの家にバイオリンがあるはずだということになり、この週末、パピーたちが持ってきてくれることになったのです。で、土曜日の朝はパッと目覚めて、朝からずっとバイオリンが来るのを待っていたのです。

お昼過ぎにパピーたちが来ました。バイオリンのケースを開けると、慣れたような感じでバイオリンを持ってみました。何となく様になっている気がしました。で、いざ、弾いてみると、音がまったく出ません。何やら古いバイオリンで、音が全然でないのです。ミミズ、がっかり。

古いものをいろいろ取っておくのはいいんだけど、ぜんぶこんな感じなんだよな…とちょっと思います。せめて弾けるかどうかぐらい確認しておいてもいいのではないかとも思いましたが、ま、しょうがない。結局、何度やっても弾けませんでしたが、パパが近いうちにバイオリンの弦を掃除するクリーナーを購入するそうです。ミミズが言うには、毎週木曜日はobjetsの日というのかな、楽器を弾いたり、何かで遊んだりする時間があるようで、来週の木曜日にバイオリンを学校に持っていきたいと話します。間に合うかどうかはわかりませんが、その前にバイオリンが弾ける状態になるかどうか、ちょっと心配です…。

フルーツサラダを作ってみた

もうすっかりお姉ちゃん

小学校で何を勉強しているのか、実はよくわかっていません。宿題の内容を見て、今日はフランス語を勉強したのかなとか、今日は算数の勉強をしたのかななどとわかりますが、時間割をもらったわけではないので、ミミズの話を聞いてこういうことをやったのかなとわかったりします。

で、先週ぐらい、フランス語の不定冠詞(un, uneなど)の勉強のためのテキストで、フルーツサラダのレシピを持ってきました。で、このテキストを使って、実際に学校でお料理をして楽しかったと話していました。「今度、作り方を教えてあげるよ」とミミズが言うので、今日作ってみました。

材料は、りんご、洋なし、バナナ、ぶどうです。皮をむいて、細かく切って、ボールに入れて、混ぜるだけ。仕上げにレモン汁とお砂糖を入れるとありましたが、レモン汁がなかったので、お砂糖もなし。皮をむくのはママの仕事、食事用のナイフでフルーツを小さく切るのはミミズのお仕事で、ふたりで楽しくできました。

それにしても、もうこんなに大きな女の子になったんだなぁと驚きます。昔の写真を探していたら、2歳ぐらいのころ、ミミズがおままごとをしていた写真を見つけました。もうこのころとはぜんぜんちがいます。時の流れの速さに驚くばかりです。



ブラジャーを買う

柔道の後はブラをつけます

ブラジャーの存在は少し前から気になっていました。柔道のお友だちで、1歳年上のマイリースという女の子がいて、その子がつけていたのを見たからです。その子は、お姉ちゃんが13歳ぐらいで、同じようにお姉ちゃんのブラジャーを見て、つけるようになったみたいです。で、水曜日、お買い物に行ったときに買いました。

ブラジャーのサイズは8歳ぐらいからあります。いろいろなメーカーが作っていますが、はっきり言って8歳の子がつけてもブラジャーの意味はあまりないように思います。でも、8歳サイズから販売されているには、購買層がいるからなわけで、ちょうどの購買層にいるのが、ミミズということになるわけです。

ふたつで10ユーロぐらいのブラジャーがかわいらしくて、これがほしいと言いました。でも、もしかしたらやっぱりあんまりよくないと思ったらもったいないので、ブラとショーツで6ユーロぐらいの白のセットを購入しました。

購入してすぐにつけてみましたが、やっぱりちょっと違和感があったみたいで、つけてすぐに外してしまいました。「柔道の後につけるから」と言って、とりあえずブラジャーをもっていき、柔道の後のお着替えの際につけてみて、いろんなお友だちに見せていました。

「ママ、ブラジャーもっと買わなきゃね、だって、ママも毎日ちがうブラジャーをつけているでしょ」と言います。ぜんぜん使っていないのに、買う必要があるのか微妙だけど、もうそんなことに興味を持つようになったのかと思うと、何だかニヤッとしてしまいます。

またそのうち新しいブラを買ってあげようかなぁと思ったり。ミミズが最初にかわいいと手に取ったピンク色のネコの柄のブラにしようかなぁとかね。



妖怪ノート

たんころりんの説明が書いてある

今朝はのんびりと起きました。何といってもここ数日とても暑くて、ゆっくり眠れたものじゃないのです。日曜日だし、とくに予定もないし、ゆっくりと過ごしました。パパは相変わらず車の修理。プロでも好きでもないのに、よくもなぁやります。お金がないというのが理由だけど、だからって自分でやるっていうのはなかなか…。おかげでナーバスなのがネックです。

さて、朝ご飯を食べながら、ミミズは3冊の本を朗読しました。赤ちゃんのころ開き読みした本。スラスラと読む姿を見て、成長を驚かずにはいられませんでした。スラスラとです。ひと文字ひと文字を追うのではなく、スラスラと読みました。というわけで、本日の勉強はスマイルゼミだけ。スマイルゼミは今月、かんたんな足し算や引き算の課題が入っているほか、長さを比べる課題などもあってなかなかおもしろいです。ひらがなの書き方が少しずつ上手になってきているのも楽しくて、今日は大喜びしながらやっていました。

今日は本当に暑くて、家にいても暑くて不快な一日でした。外に出る気になれず、家でテレビを見ながらダラーっと過ごしたのですが、夕方、妖怪ノートを作りました。その名のとおり、妖怪の説明を書いたノートなんだけど、この夏の境港への旅行からずっと妖怪ブームが続いています。残念なのは、ゲゲゲの鬼太郎の動画が見られないことなんだけど、こればかりは仕方がありません。

夜、日本から持ってきた天国と地獄の本を読みました。この本は水木しげる先生がまとめた本で、とくに地獄がどんなところかなどがいろいろと説明されています。何だか本当に思い切り妖怪の世界にはまっています。クリスマスプレゼントには本でも買ってあげようかなと思ったり。



2020年の夏はANAで行く

2019年の夏も充実した日々を過ごすことができました。ミミズは幼稚園に通い、年長さん体験をしっかりとさせていただき、先生方とお別れをして日本での幼稚園体験を終了しました。来年は小学校へ行きます。小学校での体験入学について、実家のある区域では2週間以上滞在する日本の子どもは通うことができるため、おばあちゃまの協力のもとにちょっとした手続きをすれば通えるはずです。

というわけで、フランスに戻って2週間ぐらいですが、実は日本行きのフライトチケットを購入しました。というのも、2020年は東京オリンピックがあるし、チケット代もけっこう上がってくることが予想されているからです。帰ってすぐにANAからプロモーションのメールを受け取り、日本行きのチケットを確認したら、ミミズとふたりで1200ユーロぐらいの安いチケットがありました。そこで勤め先に休みの予定を確認し、今日、チケットを購入しました。すでに1400ユーロになっていましたが、今年のフィンエアのチケットよりも安いです。

ちなみに、ほかの航空会社でフライトを探すと2000ユーロ台がほとんどでした。今回、パリ発ではなく、ボルドー発のフライトを探していたせいもありますが、チケット代がすでにけっこう高くなっています。しかも、ここ数日で安いチケットがにわかになくなっているので、早いところ押さえておかないと大変なことになります。2020年に日本に行く予定の方は早めに購入した方がいいと思います。

というわけで、ANAです。久しぶりのANAなので、ちょっと楽しみです。でも、スイス航空との共同運航便のため、機材はスイス航空です。乗り継ぎはチューリッヒですが、以前、チューリッヒを経由したとき、パスポートコントロールが混んでいた記憶があります。お店がたくさんあって楽しそうなんだけど、早めに移動しないと大変だなぁと思います。本当は今回もフィンエアがよかったんだけど、チケットが高すぎました。残念。でもまぁ、とりあえず日本行きが確保できたのでホッとしています。



お誕生日会へ行く

ミミズの柔道のお友だちのジュリローズの誕生日会へ行きました。とても仲のいい子です。プレゼントは日本で購入し、さらに家にあったおもちゃを持っていきました。15時前に到着すると、数人のお友だちが来ていました。その子の学校のお友だちが大半でしたが、ミミズが大好きなレオも来ました。レオは、親の事情で私立の学校へ進学したため、学校が別になってしまいました。だから、ミミズは、お友だちの誕生日というよりも、レオに会えることが楽しみでした。

ジュリローズ宅に着くなり、レオはまだ?レオはどこ?と大変です。柔道のお友だちで幼稚園時代のお友だちでもあるポリンも来ていて、まずはふたりで遊んでいましたが、レオが来るとすっかりレオに夢中です。ずーっとそばから離れず、ずーっと遊んでいました。

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ミミズは本当にレオが大好きで、 mon cheri とか mon amorなどと呼んでいました。恋人の男性を呼ぶときの呼び名です。もうビックリ。レオも嬉しそうにしていましたが、ミミズほどの気持ちはないみたい。ミミズは、レオがほかの子と遊んでいると、その中に割り込んで行く積極性を見せていました。大きくなったら大変だ。いったいどんな子になるんだろう。

お誕生日会のときは、たいていミミズを預けるのですが、ジュリローズのママはママ友でもあるのでずっと残りました。ポリンやレオのパパとママもいたので、みんなでおしゃべり。フランス人はこの手のホームパーティーが大好きです。ときどき大人の会話を理解するのがむずかしいのですが、アタシも楽しいひとときでした。

というわけで、今日はフランスっぽい週末でした。唯一、パパが家でお留守番というのがフランスっぽくなかったけどね。





妖怪の世界に生きる

鬼太郎と一反木綿といっしょに

この夏、おばあちゃんと三人で中国・山陰地方を旅行しました。3泊4日の小旅行で、宮島、広島、島根県の出雲、足立美術館、そして、鳥取県の境港を訪れました。実にいろんなハプニングがあって、予定していたフライトがキャンセルになり、急遽、新幹線で広島へ向かうことになるほか、おばあちゃまの財布が盗まれたと思い込んだ事件などが起こりました。でも、その後はとても楽しく、無理なく観光することができて、思い出深い旅となりました。

この旅行がミミズに大きく影響を与えたのは、境港でのひとときです。境港は、ご存知のとおり、水木しげる先生の生まれ故郷で、村をあげてゲゲゲの鬼太郎一色に染まっています。旅行の前、ミミズに鬼太郎の話を教えてあげようと思っていたのですが、あんまり興味を示しませんでしたが、この旅行でものすごいファンとなりました。子どもがいらっしゃるんだったら、ぜひ遊びに行くことをおすすめします。本当に楽しいことばかりでした。

猫娘の服を着て

電車がもう鬼太郎電車で、車内のアナウンスも鬼太郎の声です。境港の駅に着くと、いきなり妖怪ポストがあったり、水木先生の像があったり、街灯には鬼太郎のおやじがいて、街のあちこちに登場人物の像があります。さらに楽しかったのはスタンプラリーで、商店街のあちこちにスタンプが設置され、スタンプ帳150円を購入して全部制覇すると、修了書をくれました。ほぼすべてのお店に鬼太郎のポスターやらグッズがあり、夜になると妖怪のライトアップなどもありました。夏休みシーズンだったため、鬼太郎や鼠小僧が来てくれて、ミミズ、大喜び。もうすっかり妖怪の世界の虜となったミミズは、この旅行の後におあばちゃまに猫娘の服を作ってもらいました。

旅行の後、おばあちゃまが加入している有料チャンネルに入っていた鬼太郎をすべて見ました。フランスに戻ってからは、アタシの携帯電話の動画で鬼太郎を見ています。「ママ、見えている世界がすべてではないんだよ」と言ってみたり、「あ、それは妖怪のしわざだね」と言ったりするので驚くと同時に楽しいです。

そんなわけで、今回の旅行で学んだこと、それは旅の思い出はとても大きいものだということです。これまでいろんな旅をしてきましたが、今回の旅がミミズに与えた影響のように、アタシのこれまでの旅はアタシに大きく影響を与えているんだろうなぁと思うわけです。来年は、宮澤賢治の銀河鉄道の夜がテーマで、花巻方面を考えています。またミミズに大きな影響をもたらすかもしれません。いまからワクワクします。





久々のツーリング

それぞれが好きなことを好きなようにやる家族ですが、バイクが好きという共通点があります。で、日本から帰ってきた最初の週末、パパと三人でどんぐりの森へバイクで行ってきました。ほんの10分程度のツーリングでしたが、ミミズも大喜びでした。

ミミズはパパのタンデムシートに座ります。大きなリュックを使って、パパの体に引っつきます。ちょっと心配だけど、ま、楽しく乗っているし、好きみたいだから思ったり。

本当はランチピクニックを考えていましたが、車が故障したりいろんなことがあって、パパが修理に追われていました。いろいろ文句を言っても、壊れたものを直すからすごいなぁと感心します。今日なんか、家の鍵が壊れてしまい、どうしたものかと思っていたら、パパが意地で直しました。

何でも修理できるこの腕を使って、日本でも暮らせるのではないかと思ったりするのですが、この考え、安易でしょうか。

アタシは月末から仕事がはじまる予定です。もう来年の日本行きのチケットをチェックしています。もう買っちゃおうかと思っています。航空会社によってはとても高い値がついています。