戦争ごっこがはじまった【フランスの小学校】

2022年2月末、ヨーロッパで武力をともなう戦争がはじまりました。こちらではロシア人の友だちもウクライナ人の友だちもいるので、家族を心配する話などを聞くと本当につらいです。

この戦争が子どもたちに与える影響は、子どもたちの遊びにも及びます。ミミズは昨日、学校で世界大戦ごっこみたいな遊びをする男の子たちがいると話していました。中には、「中国が日本を攻撃したら日本は一発でなくなっちゃう」とミミズにわざと言う子もいるのだとか。「私、本気で怒った」と息巻いていましたが、こういうことが起こると必ず日本人であることを意識せざるを得なくなります。あるいはいじめられることもあるかもしれないと。コロナがはじまったとき、ミミズはコロナだと言われて傷ついたという経験があります。

戦争ごっこ……子どもたちが木の枝などをピストルに見立てて打ち合いし、エスカレートすると実際に暴力行為にも至る遊びです。さらにエスカレートしていくと、特定の子どもをいじめる行為にもなりうる遊びですが、そんな子どもたちの行動を見て大人としてどんなフォローをしてあげられるのかを考えると悩みが尽きません。大人たちの話を聞いた子どもたちは、それをうのみにしてひどいことを言い合うわけで、とても残酷なことをいう子も中にはいます。本意ではないにしろ、こんなふうに荒んでいく子どもたちの心の中で、何か前向きに相手を思い、ポジティブに考えていくアイデアを提案できないものなのか、模索中です。







フランスの小学校でも先生はちゃんと見ていた

ときに学校教育について、日本の方がすぐれているとか、フランスの教育レベルは低いなどと言われることがあります。実際、教科の進み具合を見ていると、あくまでも教科書の内容などを大雑把に見た限りでは、日本の方が進んでいるともいえるかもしれません。学校の先生も、日本の先生の方が責任感が強く、また、学校行事に明け暮れているように見えます。フランスでは6週間ごとに2週間の休みがあって、その間、学校は完全にクローズします。日本の先生のように、クラブ活動を手伝うことなどはないわけです。

でも、フランスの先生もちゃんと生徒たちのことを見ています。実は今日、そのことを改めて実感した出来事がありました。それは、ミミズとアタシ、4月に日本へ行くことに決め、そのことを先生に報告したときに判明したのです。

学年の途中になるけれど、日本に行くことに決めたこと、昨今の状況を鑑みると夏まで待つのはむずかしいと判断したことなどをできるだけ丁寧に連絡帳に書きました。そうしたら先生から返事が来て、最近、ミミズがクラスで落ち着きがなく、忘れ物をしたり態度が悪かったりするので、この連絡を受けて原因がわかってホッとしたとありました。ミミズは、早く日本に行きたいと言っていたけれど、やっぱり気持ちが落ち着かないんだなということが改めてわかりました。確かに家でも最近、信じられないほど態度が悪く、言い争わない日がないほどの反抗ぶりです。ほっといてくれと言わんばかりに、返事や態度がとても悪く、年齢のせいかと思っていました。年齢のせいもあるかもしれないけれど、やっぱりミミズも落ち着かないんだと改めてわかり、今日からもう少し気を配ってあげようと思いました。フランスの小学校の先生も、しっかりと子どものことを見て、心配してくれていたんだと思いました。

日本へ行くのはイースターのバカンスの間です。あと6週間ぐらいかな。支度もいろいろあるけれど、少しは楽しい気分で過ごしたいと思います。今週末と来週末はお友だちのお誕生日会に呼ばれています。月末には親友と小さなパーティをします。悲しくなる気持ちよりも、新たなステップを前向きに考えていきたいと思います。







ひな人形は3月いっぱい飾ります

今年で50歳のアタシのひな人形

うっかり忘れていたひな人形を出したのは先月末でした。節分が終わったらすぐに出そうと思っていたのに、何やかんやでこの日まで手をつけられず、49年目のおひなさまもあきれていますね。というわけで、今年は特例として3月いっぱい飾ることにしました。来年のおひなさまは日本で過ごす可能性が高く、ひな人形を来年の2月までに日本に運べるかどうか微妙なので、今年は来年の分も飾っておこうかなということです。

桃がキレイです

3月3日は学校の屋外イベントで、アタシも参加しました。ミミズの学校の恒例行事で、9月の始業日から100日目の記念のアクティビティです。CE1とCE2が合同で行いました。学校からアクティビティが行われる広場まで4キロを歩き、グループに分かれて100にまつわるアクティビティを行います。アタシは100本ほどの木の枝を使ってティピを作るというもので、あるグループは公園を作り、あるグループは大きなティピを作りました。ランチはサンドイッチ、午後も少しアクティビティをこなしてから、また4キロを歩いて帰りました。曇り空でしたが、連日の雨の合間だったので、ラッキーだったといえます。

そんなことがあって、すっかりひな祭りの日を忘れてしまいました。でも、おばあちゃまが持ってきてくれたひな人形がこうして笑顔でいてくれるのは何だかうれしいです。近所の桃もキレイに咲いています。春が近づいているのを感じる今日このごろです。