フレンチブルドッグのすみちゃん

小学3年生がはじまり、秋休みとなりました。今回の秋休みは、いつもとはちがいます。新しい家族であるフレンチブルドッグのすみちゃんを迎えにいくからです。

待ちに待ったその日、アタシたちは早朝3時ごろに家を出て、10時に到着しました。はじめて会ったすみちゃんは、小さくてたまらなくかわいかったです。こんなかわいい子犬がアタシたちの家族の一員になるなんて嬉しくて嬉しくて、ミミズは大はしゃぎでした。アタシたちはさっそくYoutubeチャンネルを開設し、すみちゃんの成長ぶりを記録することにしました。

これからアタシたちは、すみちゃんを日本に連れていくためのワクチンなどの手続きをはじめます。これがけっこう厄介で、うまくいくことを願うばかりです。とりあえず11月2日、1回目の狂犬病ワクチンを打ちにいきます。その日までアタシたちはブリーダーのファビアンの家で楽しく秋休みを楽しみます。

今回の秋休みは、はじめて山に上りました。夏休み、Pic du Jerという標高1100mの山にケーブルカーで登り、歩いて下山しましたが、今回は歩いて登り、歩いて下りてきました。ミミズ、山登りは好きみたいです。翌日、Lac de Lourdesという湖の周囲の散策ルートを歩きました。続いて、散策ルートのHenri IVルートという別ルートも歩いてみました。8歳にもなると、いろんなことができるようになります。日本でも山登りができそうです。







はじめてのサッカーの試合でゴールを決めた【フランスの小さなサッカーチームでの日々】

活発なミミズは、学校で男たちといっしょにサッカーで遊ぶ毎日を送っています。女子グループに入れなくて、つらい思いをしている一方、サッカーが上手になりたいと地域のチームに入り、これまでの柔道以上に楽しいひとときを過ごしています。で、先日の土曜日、はじめての試合に出ました。前日からワクワクし、当日も飛び起きました。用事があって私は行けませんでしたが、おじいちゃんおばあちゃんも繰り出して、試合に出かけたのです。

サッカーの試合は近くの村のグラウンドでしたが、サニタリーパスがないと入れませんでした。おじいちゃんおばあちゃんはパスを持っていたので、ミミズと同伴できましたが、パパは入れませんでした。それでも、外からミミズの試合を見学し、最後には裏口から入って見学できたみたいです。

何だかよくわからなかったのですが、本格的な試合というよりも、試合をやったりアクティビティをやったりと、楽しいひとときだったみたいです。試合は3回ぐらいあって、ほかにチーム以外の子どもたちとアクティビティをやったと話していました。その試合の中で、ゴール近くにいたミミズがこぼれ球を拾ってゴールを決めたみたいです。はじめての試合でゴールを決めたなんて、ビギナーズラックそのもの。大喜びで帰ってきました。

ミミズが所属しているのは、フランスとはいえ田舎のチームで、何も本格的にサッカーを習っているという印象はありません。チーム全体もなんというかのんびりとしているし、子どもの親たちもサッカー好きでワイワイと楽しくやっています。ただ、とにかく勝とうという意欲がものすごくて、技術の上手下手はともかく、勝ちたいという気持ちがとても強いのは印象的です。柔道も同じですが、とにかく勝ちたいから試合に出たいという子どもたちが多く、日本の子どものサッカーチームがどんなふうなのかはよくわかりませんが、その違いはぜひ見てみたいなぁと思います。

ともあれ、幸先のいいスタートを切ったミミズのサッカーライフ。これからどうなるのでしょうか。地域の小さな道場もサニタリーパスで管理され、その閉鎖的な雰囲気に嫌気がさしているミミズ、サッカーの方に気持ちが偏りつつあります。

 









Calavéloでフランスの小学校へ行く【地域のすぐれた自助サービス】

アタシたちが住んでいる地域には、Calavélo(キャラベロ)というサービスがあります。これは、地域のボランティアの人たちが学校の子どもたちを自転車で学校まで連れて行き、連れて帰るというサービスです。とてもすぐれたサービスで、ミミズもその恩恵にあずかっています。

住んでいる場所によって、集合場所が決まっています。アタシたちの地域ではすぐ裏のバス停が集合場所になっています。だからとても便利です。時間になると、ふたりの同行者が来てくれます。必ずふたり来てくれて、ひとりしか同行者がいない場合は、このサービスはキャンセルされてしまいます。先頭と後方に大人がついて、子どもたちはその間に入り、一列になって右側を走行します。右側走行とは車と同じ側です。現在、アタシたちの地域にはミミズとあともうひとりしかいません。待ち合わせのバス停から学校まで、まっすぐいくと20分ほど、このサービスに参加する子どもたちが近くにいたら、その子の地域の待ち合わせも回って学校に向かいます。

このサービス、地域をあげてのサービスで、いろんな大人たちが本格的にかかわっています。毎週、予定表がメールで送られてきて、何曜日の行きにはだれとだれ、帰りはだれとだれが来るのかがわかるようになっています。この予定表を作っているのがアタシたちの柔道の仲間のお母さんで、予定表づくりはもちろん、天候を見てサービスをキャンセルするなどのタイミングもとてもむずかしく、毎日の大きな仕事になっています。学校が行っているサービスなので、保険にも加入されているし、いざという時も安心です。

日本では、学校の行き帰りはグループで登下校したり、自主的な自助サービスがありますが、フランスの場合、親が11歳以下の子どもを学校まで送り迎えするのは義務なので、とくに働いている親などは助かります。ただし、学校の下校時間よりも遅くまで働いている親たちは、子どもたちを学校の保育施設に車で迎えに行く人が多いため、帰りは車に自転車を載せて帰るという人もいます。それでも子どもたちが楽しそうに自転車に乗って学校へ行くので、このサービスに申し込んでいる家庭もたくさんいます。

フランスにはいろいろな社会サービスがありますが、このCalavéloはなかなかすばらしいものだと思います。昨年までは体力的にむずかしいかなと思っていましたが、近くに住むクラスメイトがはじめたことから、ミミズも今年から参加しています。毎朝、寒くても楽しく自転車で学校に通っています。