年々盛大になるフランスの母の日

5月30日、今日はフランスの母の日でした。お母さんを大切にするフランスでは、どの家庭でも盛大にお祝いをしますが、我が家では昨晩からミミズがプレゼントのことを言いたくてたまらない様子でした。

で、プレゼントは、学校で作ったカードと紫のダリアでした。このダリア、実は数日前、義理のお母さんのために買った花を見て、ミミズがアタシのためにパパと買いにいったものです。ミミズがお金を払うんだと言っていました。すごい。ママが大好きな紫色を選んだあたりもなかなか。今日はママから離れず、べったりの一日でした。

今日は午後からひいおばあちゃんの家に行きました。93歳になるひいおばあちゃん、ちょっと調子が悪くて、おばあちゃんたち家族で介護をしています。6月に入ったら、義母と義母の妹が交互に1カ月ごとに家で世話することになりました。花をキレイに咲かせていたおばあちゃんの家、ちょっとさみしくなりそうです。

ところで、ミミズの母の日のイベントはこれだけでは終わりません。水曜日にはハンバーガーを食べに行って、ママにピアスを買ってくれるのだそう。ま、アタシが払うことになるんだろうけれど、せっかくだからかわいいのを選ぼうと思います。

と、年々、盛大になっていく母の日。8歳にもなると、なんでもうんうんと聞いてくれるわけではなく、むずかしいこともいろいろありますが、なんでも言い合って、けんかしても仲直りして、とても楽しい毎日です。









やっぱりフランス語はむずかしい【お誕生日会で発覚】

この週末、ミミズはお友だちふたりと合同のお誕生日会を開きました。とても楽しい一日でしたが、久々にミミズが複数のお友だちと過ごす様子を間近で見て気づいたことがあります。ミミズはフランス語が得意ではないということです。

この日、ミミズとふたりのお友だちは、それぞれ二人ずつお友だちを招待し、合計9名の子どもたちが一堂に集まってお誕生日会を楽しみました。私たち親たちはいろんな遊びを準備していて、親たちが準備したちょっと知的なゲームをやったり、子どもだけで自由に遊んだり、家の中でゲームをやったり、ケーキを食べたりプレゼントを渡したりと、いろんなアクティビティを3時間ほどやったのです。

そんな中、ミミズだけほかの子とはちがうことに気づいたのです。ミミズは大人が説明する話をほとんど聞いていないということです。ゲームがはじまると、見よう見マネでみんなの後についていっているような印象でした。一日が終わってミミズに聞いてみると、「ときどきわからないことがあるの!」とやっぱり答えました。

フランスで生まれたミミズを育てるにあたり、このままフランスで生活し続けるとまちがいなく日本語がうまく使えない日本人になっていくだろうと危惧したものですが、こんなふうに現地語がときどき理解できないという問題に遭遇するとは想像もしていませんでした。問題というと大げさなんだけど、それぐらいフランス語はむずかしいということなのかとも思うわけです。

実際、フランスの学校では、幼稚園で絵を描きながらアルファベットの書き方を学んでいき、小学1年生でフランス語の発音を勉強します。1年もかけて発音を勉強するなんて、日本人の感覚では驚きますが、それぐらいフランス語の発音はむずかしいのです。小学2年生の現在もなお、単語のディクテーションを中心に、文章を読んだり、ときに書いたりしていますが、日本の学校の作文レベルの文章などまだ書けないと思います。

もちろん、日常レベルではミミズはバイリンガルで、学校の成績もそんなに悪くはありません。お友だちとの関係も問題があるというわけではないものの、女子トークなんかには入りにくかったり、男子とサッカーして遊んでいる方が気が楽だったりする様子を見ると、やっぱりフランス語が苦手なのかもしれないと思うのです。もう少しフランス語を家でも使った方がいいかもしれないなぁ…と思う今日このごろ。







フランス語も日本語も国語力が大切【バイリンガル教育】

CE1(小学2年生)のミミズは、相変わらずフランス語の最大課題である発音と発音から単語を導くディクテーションの練習に追われています。もちろん、教科書を読んだり、練習問題などもやっていますが、音の訓練がまず第一みたいです。

日本語の国語では、最大の難関は漢字かもしれません。フランスで暮らしているミミズは、完璧なまでに日本語を操りますが、カタカナのネやサなど、相変わらず書き方を間違える字があり、漢字の練習をとても嫌がります。でも、この難関を越えなければ、やはりちゃんとした日本語が使えなくなることが最近判明しました。

つい先日、小学2年生の国語の教科書にあった内容の要約の勉強をしたときのこと。これは、アメリカの絵本作家レオ・レオニ作の『スイミー』の内容を抜粋して、文章にまとめるという課題でした。まず教科書を音読して、内容を確認してから、どんなことが起こったのかを箇条書きにしてみました。ここまではまったく問題なし。

箇条書きにした内容を文章にして、要約文を作りました。ひとりでやってみるというのでしばらく待って、その内容を読みました。ちょっとおかしい箇所はありましたが、全体としてちゃんと文章は書けていました。ただ、適切な字を使っていないというのが目立ちました。全体としてひらがなが多く、知っている漢字を使っていないのです。

ミミズは、毎日、日本語の勉強をしています。漢字練習は現在、読みの練習をメインでやっていて、小学2年生で習う漢字はだいたい一度は練習しているはずですが、やっぱり書けません。以前、手作りの漢字練習を作ってみましたが、間違えるからテンションが下がり、止めてしまいました。それでも、漢字検定を受けにいくからがんばろうとか、いろいろ盛り上げていますが、とても大変です。ほぼ毎日、ケンカ状態になってしまいます。

とはいえ、国語の勉強はとても大切だということがわかりました。毎日、ちょっとでもいいから勉強し続けていこうと思っています。

友だち関係に言葉が与える影響【日本語教育】

ミミズはときどき、友だちとうまくいかないことを悲しむ発言をします。ちょっと心配になりますが、言語の壁がとても大きく影響を与えているような気がします。

ミミズはフランスで生まれ、フランスで育ってきましたが、母語は日本語、完全に日本人です。ここまで完全に日本人になるとは思わなかったというか、フランスで育っているのにフランス語が少し苦手というのが不思議でならないのですが、フランス語よりも日本語の方がいいみたいです。

このため、女子トークがあまりできなくて、女の子たちとうまくいかないことがあります。男子の方がこの点、楽なので、ミミズは男子と遊ぶことが多く、でも、男子からは女子だという理由で「いじめられる」らしく、うまくいかなくて、「フランスの学校には行きたくない」といいます。

先日は、男子から押されて転び、手にケガをしました。たいしたケガではなかったんだけど、そのことを先生に言っても聞いてもらえず、「先生も守ってくれない」と悲しんでいました。

ただ、男子にいじめられたとか、女子とうまくいかないとか、そんなふうに言うわりには、友だちとおしゃべりしているし、終日、ひとりで悲しい思いをしているわけでもないみたいです。だからちょっとよくわからないし、フランス語が苦手といっても、成績はとてもよく、パパとも親戚とも友だちともペラペラしゃべっていて、ママ友や先生に確認してみると、ミミズのフランス語にはまったく問題ないと言われます。

ただ、最近は、日本に行けないからストレスだとか、もう日本に住みたいとか、日本のお友だちがほしいなどというので、年末から春ごろ、COVID-19の様子を見ながら、日本に行くことも視野に入れています。

ちなみに、日本で生活するようになったら、今度は家ではフランス語を使うようにしないといけません。アタシももう少しちゃんと勉強しておかないといけないなぁと思っています。







8歳になりました

とうとうミミズが8歳になりました。7歳の誕生日も感慨深いものがありましたが、8歳というのはとても微妙です。多くのママ友たちも口をそろえて言っていますが、反抗したり、快不快をはっきりと伝えてきたり、生意気なことを言ったり、大人を本気で怒らせたり、かわいい反面、そんな面もどんどん見せてくるからです。幼稚園のころが懐かしくなりました。あの頃はいまのように怒ることもなかったのに。

「赤ちゃんのころの私といまの私、どっちが好き?」と聞かれて、それでもいまのミミズの方が楽しいと思うのも事実。赤ちゃんのころは、もちろんかわいかったけれど、おしゃべりできなかったから、やっぱりいま、こうして考えていることや思っていることがわかったほうが楽しいと思えたりします。だから、毎日バトルだけど、本当に楽しいです。

最近では、かわいいものが大好きで、お人形とか、♡とか、パステルカラーとか、そういうものが大好きです。何体もあるお人形さんとおしゃべりして、毎日、いろんなことを話しています。まだ大きな悩みとかはないみたい。学校で嫌なことがあっても、まだなんでも話してくれるし、ママが大好きでその気持ちを素直な言葉で伝えてきます。一方で、勉強があまり好きではなく、日本語のYoutubeばかり見ています。バイリンガルとはいえ、日本語のほうが得意みたいで、日本で友だちが作りたい、日本人と結婚したいといいます。将来の夢は相変わらず警察官、曲がったことが大嫌いで、好き嫌いがはっきりしています。

それから何だろう、身長130cm、体重31.5kg、平均よりも体が大きく、体力もあってスポーツ好き。健康で、とくに問題はなし。まだまだいろんな成長があるけれど、とりあえずそんなところかな。