生後6カ月の終わりごろとうとうミミズは立ち上がった

生後6カ月から家族でプールに通いはじめました。ベビースイミングに興味があったからではなく、アタシたちの運動不足解消のためでしたが、結果的にこのプール通いのおかげで、いまの元気なミミズがあり、だれの力も借りずに泳げるようになったんだと思います。

そんなミミズですが、もうすぐ生後7カ月を迎えようとしていたころ、つかまり立ちをして、伝い歩きをするようになりました。とうとう世界への第一歩を踏み出したのです。

当時の記録によりますと、ママといっしょにお風呂に入るときも、浴槽につかまって立ち上がり、湯の中でひっくり返ろうが平気だったとあります。このことからもわかるように、赤ちゃんのころから怖がらせずに育てると、プールなんかもへっちゃらになるのかもしれません。

あとは食育のおかげもあるかなと思います。とにかく毎日、マニュアルとして使っていた本のメニューを繰り返し使って、バランスの良い食生活を目指してきました。炭水化物、野菜、タンパク質の三つを柱に、いろんな食材を食べてきました。

よく食べて、よく遊んで、とても元気よく育ってきました。寝るときだけ大変だったことを覚えています。元気がありすぎて、なかなか眠れませんでした。幼稚園がはじまると、だんだん一日のリズムができてきて、夜21時ごろになると眠たくなってきましたが、このころは大変でした。

でもこんなふうにミミズは世界への一歩を踏みはじめました。2013年11月25日のことです。









生後6カ月で歯みがきがはじまる

歯が生えてくるタイミングは個人差があるようですが、ミミズの場合、生後6カ月を過ぎたころにようやく小さな前歯が生えてきました。早ければいいわけでも遅いのは問題であるわけでもないんだけど、この頃の子どもの成長は気になることばかりです。

離乳食のスプーンのように、歯が生えてきたら、歯ブラシで歯みがきトレーニングをはじめました。小さな小さな歯ブラシ、かわいくてまだ取ってあります。

歯が生えてくるころになると、歯茎がムズムズしたり、歯が痛くて夜泣きをする赤ちゃんもいるみたいです。ミミズの場合、よだれがひどくなってきたり、おもちゃをかんだりしていたのをよく覚えています。

歯みがきトレーニングを嫌がる子もいるという話を聞いて、そうなんだ…と思いましたが、ミミズは赤ちゃんのころから楽しく歯みがきができました。どうしてかな。歌を歌いながら、気持ちいいよねぇ~などと言いながら、楽しく歯みがきをしてきたからかな。いまだに、「仕上げはおか~あさ~ん♬」と歌いながら仕上げみがきをしています。

最近では、幼稚園のクラスのお友だちの歯が抜けたという話を聞きます。ミミズはまったくそんな様子がありません。アタシ自身、たしか小学校低学年ごろに歯が抜けたように思います。いよいよ本格的に歯を大切にしなければならなくなりました。いつまでも健康な歯であるためにも、いろいろ考えていかないといけないなぁと思います。



子どもの絵から心理を読み取ることって本当にできるのか

ミミズが幼稚園からこんな絵を持ってきました。でも、ちょっと違和感がありました。こういう絵は家では絶対に描かないからです。

幼稚園から持ってきた絵

そもそもどうしてフランスの国旗なのでしょうか。実はこれ、ミミズが絵を描いていたとき、まわりのだれかがフランスの国旗を描き、子どもたちがこぞってマネしてフランスの国旗を描いていたのです。太陽の隣に雲が並んでいます。 ミミズの隣に座っていた子がまったく同じように雲を描いていました。

つまり、この絵は幼稚園で描いた幼稚園のお友だちの絵のマネをした絵なわけです。

見方によっては、ミミズの絵には紫が多いと感じる方もいるかもしれません。紫色には、ストレスが多く、癒しを求めているとか、そんな意味があるとよく見かけます。でも、ミミズに限らず、だれしもストレスを抱えて生きています。さらにいえば、ミミズとアタシは、紫色が大好きで、ミミズの絵にはよく紫色が登場します。ちなみに、この絵の紫色に描かれたものはキャンピングカーなのだそうです。

さて、この絵から読み取れるミミズの心理とはいかに? 太陽は愛情、雲や雪は心の陰り、家は本人の立場、木は成長、ハートは愛情などなど。大きくなって愛情不足になったミミズは愛を求めているとでも分析できそうです。

が、本当にそうでしょうか。アタシはこの絵から、ミミズはだれかの絵をマネしながらも、自分が好きなものをいろいろ描いたと見ます。

太陽も雲も雪も、ミミズは大好きでよく話します。太陽に水をかけたらどうなるかとか、どうしてうちの方は雪が降らないのかとか。大好きなネコとミミズらしき女の子がつながっています。家の中にはネコのえさまで描かれています。さらに家からキャンピングカーがつながっていて、これからキャンプにでも行きそうな雰囲気です。フランスの夏の思い出といえば、キャンピングカーでのキャンプです。地面からハートが生まれています。ミミズはハートが大好きで、最近、上手に描けるようになったといってあちこちに描きます。

絵から心理を分析するとか、そういう研究というか、学問というか、そういうのがあります。でも、アタシは、人は好き嫌いで行動するものではないかと思います。黒が好きな人は心が暗いかとうとそんなことはないし、明るい色の服を着ても気分が沈んでいることだってあります。ミミズやアタシが紫色を好むのだって、癒しを求めているからではなく、紫色が好きだからです。

というわけで、ちょっとぐらい子どもが変な絵を描いたからといって気にすることはありません。ほめてあげましょう。



ハサミが苦手な5歳9カ月

かんたんにできそうでなかなか上手に使えないハサミ。そんなに下手ではないんだけど、ミミズは自分が下手だと思い込んでいます。

いつからハサミを使いはじめたのか、はっきりとした記述が見当たりません。おそらく幼稚園以降のはずです。

ハサミの特訓をしたのは2018年の夏です。おばあちゃまが教えてくれました。ミミズはいつもこういいます。「日本であーちゃんが教えてくれたのに、まだ上手に切れないの」って。たしかにまだまっすぐに切れませんが、そこそこ上手に切れていると思います。どうなんだろう。



アタシ自身があまり人と自分を比べないので、人がどうであろうとあんまり気にならないんだけど、ミミズは勝ち負けが重要な年ごろです。たぶん、幼稚園に通うようになると、「わたしが勝った」とか「あなたは負け」とか、そういうふうに遊ぶのだろうと思います。柔道でもそう。負けたくないから、約束稽古で受けをやるときも倒れない。ミミズだけではなく、多くの子どもがそうですが…。

そんなにへたくそじゃないんだけど…

今日はとくに何もせず、のんびりと過ごしていましたが、雑誌「楽しい幼稚園」のアクティビティなどをやったときも、キレイに切れずにイライラしていました。いうほど下手というわけではないんだけどね。

いろいろ奮闘中の5歳9カ月です。

日本では人気のない日仏合作アニメはフランスで人気

フランスではマンガやアニメはとても人気が高く、そのルーツとも言える日本に憧れる若者は非常に多いと言えます。 かのフランスきっての美術館であるルーブル美術館が、マンガを第9の芸術に位置づけたのも有名な話。日本ではマンガファンというと、ある種の偏見が含まれることがありますが、フランスでは日本ほど偏見が強いわけではないように感じます。

そんなわけで、現在もテレビで見られる日仏合作アニメをいくつかご紹介しようと思います。フランス語と日本語のタイトルがちがうので気づかない人も多いかもしれませんね。日本で見たことのないアニメもありましたので、フランスでは人気があっても、日本ではあまり人気がないのかもしれません。

Blondine au pays de l’arc-en-ciel / 魔法少女レインボーブライト

日仏米合作のテレビアニメで、レインボーランドの国を滅ぼし、地球上から色を奪って暗黒の世界にしようとする悪者であるマーキーとラーキーからレインボーランドを守るため、レインボーブライトという名の少女が戦う物語。

日本ではNHKのBS2で1990年に放映されたそうですが、フランスでは1985年、フランス1チャンネルで放映されました。日本でもいまだ根強いファンがいるようですが、フランスも同じのようです.

Miraculous, les aventures de Ladybug et Chat Noir / ミラキュラス レディバグ&シャノワール

フランス・韓国・日本で共同制作されたフランスのテレビアニメ。2015年に第1シーズンが放映され、2017年から第2シーズンが放映されました。日本は2018年7月から放映されています。

パリに住むマリネット。美少年モデルの同級生アドリアンに恋する中学生(日本では高校生という設定)。妖精クワミと魔法のアクセサリーであるミラキュラスの力でレディバグに変身し、謎の男であるホークモスによって悪者スーパーヴィランに変身させられた人々を元に戻し、パリの平和を守るという勧善懲悪ものです。

Les mystérieuses cités d’or / 太陽の子エステバン

1982年、アメリカの児童文学作家Scott O’Dellの“The King’s Fifth”(『黄金の七つの都市』)を元に制作された冒険アニメで、第7話からフランスとの共同制作となったそうです。16世紀が舞台で、スペインのバルセロナで育った少年エステバンが、10年前に彼を難破船から救った航海士のメンドーサの強い誘いで、そのとき行方不明になった父と関係のある黄金都市を探しに中南米へと旅立っていく話です。

日本では、1982年にNHKで放映され、フランスでは1983年にチャンネル2で放映されました。その後、フランスでは、2013年に新作シリーズが放映され、2016年に第2シリーズが放映されました。現在、新作のシリーズ1が放映されています。

–MUTAFUKAZ- / ムタフカズ

2018年に公開された日仏合作アニメ映画で、原作はギョーム・ルナールのマンガです。犯罪者と貧乏人の町であるDMC。主人公のリノは、友だち思いの親友であるヴィンス、おしゃべりなウィリーといっしょに暮しています。ある日、リノが美少女ルノに一目ぼれし、その直後に事故に遭い、その結果、奇妙な幻覚を見るようになり、そこで新しい人生がはじまるという話。

日本語版では有名な俳優さんたちが声優として出演し、話題になりました。夏、日本に行ったらぜひ見たいです。

Oum le dauphin blanc / イルカと少年

平和な南の小島に住んでいる白いイルカのウーム、13歳の少年ヤン、7歳の少女マリーナ、元水兵のパトリックおじさんとの冒険を描く作品で、1971年に制作されました。1971年、1975年、1981年、1984年とたびたび再放送され、2015年に新シリーズがスタート。52のエピソードがあります。

Ulysse 31 / 宇宙伝説ユリシーズ31

『イーリアス』とともに詩人ホメーロスの作として伝えられる古代ギリシアの長編叙事詩『オデュッセイア』。英雄ユリシーズが31世紀の世界で活躍するSFアニメが宇宙伝説ユリシーズ31です。

1981年に制作され、フランス3チャンネルで放映されました。フランスでは主題歌が大ヒットを記録するという人気ぶり。日本では、1988年にテレビ朝日系列で放映されたのち、1991年にNHK衛星第2でも放映されました。ヨーロッパ各国においても放映されている人気シリーズです。



生後6カ月からのベビープールの誘い

ミミズは、生後6カ月が過ぎてから、プールに通うようになりました。プール用のおしめや赤ちゃん用の水着を買って、子ども用のプールなどもある大きなプールではじめました。

赤ちゃん用のプールに座らせ、水にならせてみると大喜びでした。それから1.2mのプールへ行ってみると、はじめは怖がっていたようですが、そのうちばちゃばちゃと遊びはじめました。

顔に水がかかっても平気で、手を離したら泳いでしまうのではないかというほどの勢いです。「おう、おう」と声をあげながら、1時間ぐらい水につかっていました。

その日の夜のお風呂で。やっぱり湯船の湯でばちゃばちゃと遊び、大変なことになりました。でも、こんなふうにプールに行くようになり、どんどん水に慣れていき、 1.2mのプールでもママの手から離れてひとりで少し泳ぐようになりました。 アタシは小さいころ、水がとても怖かったのですが、ミミズはまったく平気です。

おかげでスポーツ万能な女の子になりました。元気はつらつな子はぜひ赤ちゃんのころからプールをおすすめします。日本でもベビースイミングを奨励しているスイミングスクールもあります。おばあちゃまが住んでいる地区の区民プールでもあるので、探せば見つかるはず。。



離乳食はおっぱいから離れることなの?

離乳食という言葉には、乳から離れる食生活という意味が含まれています。でも、我がミミズは離乳食がはじまったっておっぱいを飲んでいたし、乳から離れる食生活なんていう表現、ちょっと後ろ向きな気がします。

フランスでは離乳食のことを食の多様化というらしい

フランスでは離乳食という表現はいろいろあります。スーパーなどでは、Aliment pour bébé(赤ちゃんの食事)という呼び名が使われます。また、La diversification alimentaire(食の多様化)ということもあるみたいです。まさにそんな感じですね、

離乳食がはじまることで、赤ちゃんの食事の幅が広がり、食育がはじまります。食の出会いがあって、好みが出てきて、食べることや生きることが楽しくなってきます。

フランスでは、あまり食育を重要視していないと感じることもありますが、離乳食のコンセプトはすばらしいなぁと思います。

日本とフランスは離乳食が少しちがう

日本では、離乳食をはじめる際、ほとんどの肩が10倍がゆからスタートさせるかと思います。どんなマニュアルにもそう書いてあるし、そうやって育ってきました。

それからおかゆをベースに、少しずつ野菜を入れ、豆腐や白み魚のタンパク質を入れていくイメージです。

フランスでは、野菜のピュレ、フルーツのコンポートなどから離乳食がはじまります。穀物類の粉末をミルクに混ぜるという指導を受ける人もいるようです。

それから、ヨーグルトやチーズなどの乳製品を積極的に取り入れるように勧められます。さすが酪農の国という感じです。

また、赤ちゃんの月齢によって細かく離乳食が売っています。BIO製品もあるので安心です。おそらく手作りしている人はほとんどいないような気がします。

日本式離乳食をフランスでやるのはむずかしい

日本の離乳食では、かつおだしや昆布だしなどで調理するものが多く、フランスの食材ではなかなかむずかしい面もあります。 豆腐やいりこなど、手に入るのがむずかしい食材もあります。 日本の食材とは味がちがうカボチャなどもあるため、必ずしも思ったとおりに作れないこともあります。

それでも、アタシは自分の手で作りたくて、ほとんど毎日、楽しみながら作りました。いまから思うと、よくもまぁいろいろ作ったなぁと感心します。でも、あんまり日本食にこだわらなくても、フランス式の離乳食も市販されている離乳食も、ともに上手に取り入れていくことで、子育てのストレスを軽減するということも重要です。

そろそろひなまつりの絵本が気になります

もうそろそろ旧正月で、節分となります。節分の本は、なるべく読むようにしていますが、節分が終わったら、ひなまつりがあります。

ひなまつりの本といえば、我が家にあるのはかつて古本屋で購入したこの本です。

この本は、ひなまつりに飾られる人形たちが、のねずみに頼まれて森へ出かけて楽しいひとときを過ごします。でも、帰りに雪が降ってしまい、家に戻ったらさあ大変。すっかり汚れてしまいました。さてどうしようという話です。

とてもかわいらしい話ですが、この本を読んでもおひなさまをなぜ飾るのか、どんな日なのかがよくわかりません。で、気になるのがこちらの本です。

だからおひなさまを飾るのか…ということがわかる本です。物語といっしょだと説得力がありますね。日本に住んでいたら、ひなまつりの歌がスーパーでかかっていたり、あちこちでひな人形が飾られていたりしますが、こちらではフランスではそういうことはないです。

それでも、春になったら着物を着て写真を撮るという習慣がなんとなく我が家にはあります。義父母も何となく覚えています。今年もちらし寿司やはなぐりのおみそ汁をごちそうしようかなぁと思います。







おふろでちゃぷちゃぷ

ミミズが生まれた日、はじめてお風呂に入れたときのことはいまだに忘れられません。助産婦さんがそばにいてくれましたが、お風呂から上がったら寒さで体が紫色になってしまって、どうしようかと思いました。

あの日からほぼ毎日、ミミズはお風呂に入っています。フランスは硬水だからお風呂は体によくないという説もありますが、夜、寝る前にお風呂に入って、疲れを癒してからお布団に入ると、ゆっくり眠れます。

思えば、赤ちゃんのころのミミズは、寝つきが悪く、なかなか眠れませんでした。このため、生後6カ月からプールに行ったり、お風呂の時間を夜にして、何とか眠れるようにしたものです。

『おふろでちゃぷちゃぷ』は、大好きなお風呂に入るお話です。ミミズもこの本の男の子と同じようにお風呂が大好きです。赤ちゃんのための絵本ですが、もうすぐ6歳のミミズは自分で読むようになりました。この絵本を読んでいると、お風呂に入ることが楽しくなってきますよ。

『もしもしおでんわ』で楽しい一日がはじまりそう

開き読みの方法論がいろいろありますが、あまり気にしなくてもいいのではないかと思います。ママが気に入った本を楽しく読んでいたら、子どもも本が好きになって、想像力が豊かに成長していくのではないかと思います。

実際、ミミズはそんなふうに成長しています。もうすぐ6歳のミミズは、一枚の絵にストーリーのあるおもしろい絵を描きます。ママが本を読みながら頭の中で別のことを考えている絵とか、実にユーモアのある絵です。

『もしもしおでんわ』は、アタシの大好きないわさきちひろさんの絵がとても愛らしい松谷みよ子さんの絵本です。

じりりん じりりん

と、いまはもう見かけない黒電話が鳴ります。いろいろなお友だちから電話がかかってきます。そして最後はみんなでお散歩にでかけます。気分のいい朝いちばんに読みたくなる絵本です。