開き読みとは
読み聞かせという言葉があります。でも、読み聞かせとは読む側が主体で聞かせるという意味なので、開き読みという語がいいのではないかと、アタシの大好きな絵本作家である川端誠さんがおっしゃいました。で、アタシも川端さんの意見に賛成なので、開き読みという語を使うことにしています。
いつからはじめる?
アタシの過去の記録を見る限り、ミミズとの開き読みは生まれてすぐはじめました。開き読み界でおなじみの松谷みよ子先生のあかちゃんの本シリーズです。
『いないいないばあ』からはじめる人が多いでしょうけれど、個人的にはいわさきちひろさんの絵が大好きなので『おふろでちゃぷちゃぷ』や『もしもしおでんわ』が好きでした。5歳のいまも開き読みをしています。
どうやってはじめる?
あまりいろいろ考えずにはじめることをおすすめします。時間があるとき、そんな気になったときなどに開き読みをしました。とにかく続けることが大切で、同じ本をくりかえし開き読みしていると、子どもはそのうち覚えていきます。
本とリンクしたおもちゃで遊ぶ
『もしもしおでんわ』には古い黒電話が出てきます。ミミズのおもちゃに受話器の形をしたガラガラがあったので、がらがらを使いながら読むと、子どもが次第にマネするようになります。本の世界から興味がどんどん広がっていきますよ。