閉鎖されたフランスから思うこと

今日は本当に天気がよくて、外は陽気でピクニックに出かけたくなるような一日でした。でも、アタシたちは外出制限中で、たとえすぐ近くにある森にすら行けません。ここはグッと我慢して、コロナウイルスの問題が減っていくまで待つしかないと思っています。

そんな閉鎖されたフランスから思うことは、日本の対応が緩いということです。アタシたちは、本当に何もない小さな村に住んでいますが、こんな田舎でも職場がクローズされ、必要最低限の買い物や、健康を維持するだけのちょっとした運動だけが許されている現状です。

でも、日本の報道やSNSなどを見ていると、満員電車で通勤している人たちが、通勤するのが怖いとつぶやいています。いつ感染するかわからない状況で、安心して働くことなどできませんし、事実、感染者の数が日に日にどんどん増えています。これは何とかするべきだと思います。

忘れもしない3月13日金曜日の午前中、勤め先の学校から「来週から学生は通学できなくなる」と言われ、教師は学校のシステムを使って遠隔授業をするようになると言われました。ところが、その夕方には「学校も閉鎖することになった」と言われ、同時にミミズが小学校で高熱を出したと言われてパニックになり、授業で使う教材などを持ち帰ることもすっかり忘れてあわてて家に戻りました。その日を最後に、アタシは家の周囲以外への外出はまったくしていません。

すぐに遠隔授業の講座を受講し、遠隔でどんな授業ができるのかを模索し、翌々週から遠隔授業がはじまりました。突然、家庭のネットを通して授業を行うことになり、ネットの状況が悪いと通信が切れてしまったり、実に大変な中、できる限りのことをやっている日々です。学生の方も大変で、スマホを使って授業に参加する学生もいます。それでも、みんなで何とか学校が再開するまでがんばろうと必死です。

ミミズの学校でも、先生が週に2回、遠隔授業で算数のクラスを行っています。はじめはみんな戸惑っていましたが、それでも何もしないよりはマシなので、家族で必死に授業に参加しています。ただ、ミミズの柔道のお友だちの話によると、その子の学校では遠隔授業はやっていないそうです。つまり、これはそれぞれの地域によって対応が異なっています。

そんな状況で何とかやっています。アタシの仕事先からは一応、先月のお給料は支払われました。パパの仕事先は、社員がある程度、減給されるようですが、その分は一時的失業保険で支払われるとかなんとかという話です。ただ、来週から仕事が再開するようなので、ちょっと心配です。

フランス国内のコロナウイルスによる死者の数は、4月4日現在、7560名、感染者は6万8605名です。とはいえ、この2週間ほどの外出制限によって、わずかにコロナウイルス感染者数が減少したと言われています。もちろんフランスにも多くの問題がありますが、この外出制限によってウイルス感染者の増加をある程度抑えることができたのであれば、この措置はよかったのだと考えざるを得ません。

日本はフランスより人口も多く、人口密度も高いので、本当に心配です。せめて満員電車で通勤している人の通勤時間を何とかコントロールしてほしいし、今回のことで仕事ができなくなった人への補償をしっかりとしてほしいです。ともかくも、一日も早くこの状況が落ち着くことを祈っています。

投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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