パパのお友だちが週末にかけて来ました。パリに住んでいます。ひとり息子を連れてきました。8歳の男の子ウーゴです。ミミズ、大喜びの反面、ウーゴと大げんか。まったくすごい。負けない。
取っ組み合いのけんかになると、腕力でどうしても負けてしまいます。でも、負けを認めず、戦い続けるミミズ。ウーゴも柔道をはじめたので、抑え込まれると負けてしまいます。でも、待ったをかけません。苦しそうにしながら、「絶対に負けない!」と叫んでいました。壮絶。
取っ組み合いの後、大泣きしながらウーゴとは、「もう友だちじゃない!」と言い合っても、しばらくしたらまた仲良く遊ぶことができます。小さいころからの友だちだし、何日か泊まるので仲直りの時間もたっぷりあります。
ふたりの姿を見て、ミミズはきっと幼稚園でもこうやってお友だちとけんかして、仲良かったお友だちとうまく仲直りができなかったのではないかと思いました。
でも、ミミズはけんかをしたのではなく、一方的にひどいことを言われたといいます。「わたしがすぐに負けるから、みんなに赤ちゃんって言われるんだ、きっと」と。そうなのかな。アタシは少しだけ、ミミズがフランス語の理解が悪いからかもしれないと心配しているんだけど。
ひとりっ子のミミズは、お友だちなんていらない!と叫びながらも、お友だちがほしくて仕方ありません。もっと成長していけば、うまくお友だちとの付き合いができるようになるのでしょうか。お友だちって本当に大事だなぁと思います。
やっぱりこの本、読ませなきゃ。