日本語の作文っておもしろい

アタシは文章を書く仕事をしています。ときにだれかの文章を直したりすることもあります。そんな文章の中でも、ミミズの文章を読むのがいちばん楽しいです。何が楽しいかというと、驚きの連続だからです。

この単語を使って作文をしましょうという問いがあるとします。その単語を中心に考えて作文するのが常套です。でも、ミミズの場合、どういうわけだかとんでもない方向へと進んでしまいます。気づくと、使うべき単語が使われていないということもあります。真剣なまなざしで文章を書いているのに、何だかかわいいというか、おもしろいというか。

たとえば。「休みます」という語を使った作文で。「わたしは もしも だれかと まちあわせがあったら きのしたで まっている」とまず書きました。「休みます」は?と聞いたら、「まっている」を「休みます」に変えました。なぜこんなことを書いたのかというと、「休みます」という語のすぐ隣に、木の下で休んでいる人のイラストがあったからです。このイラストから、まちあわせという言葉が出てきたというのは、とてもおもしろいことです。

「入ります」という語の作文では、「人げんが たとえば 人げんが さむいとか あついとかの ときに 入ります」と書きました。どこに入るの?と聞いたら、「おうちに」と付け加えました。いきなり人間が…と書きはじめるからおもしろくて、ミミズが作文を書いている間、笑いが止まりませんでした。すごいなぁ。

日本語をちゃんと勉強していないからかもしれないなぁと思います。書き言葉が話し言葉になることがよくあるのです。読書が足りないかな。けっこう読んでいるんだけど。わりとスラスラ日本語が書けるからかもしれません。書くことは嫌いではないみたいです。表現が豊かで、おもしろいなと思うこともたくさんあります。もう少しいろいろな作文をやってみると楽しいかもしれません。

投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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