日本社会への適応は本当にむずかしい①

2023年5月、アタシたちは日本へ旅立ちました。旅行ではなく移住のためです。あれから数か月、もう本当に大変でした。でも、これも記録しておかないと…と思います。少しずつ記録していきますが、結論からいうと、フランスで育った子どもを日本に連れていくのは実にむずかしいということです。何がむずかしいのか。全部です。すべてにおいてです。

ミミズは日本語を母語として使ってきました。だから、言語という壁がないという意味において、日本の社会や学校に入っていくことはむずかしくはなかったと思います。でも、もしかしたら、ミミズがもっとフランス人だったら、そのほうが楽だったのかもしれないとも思います。周囲はミミズをフランスで育った日本人だと見てくれるからです。ミミズの場合、そういうクッションがまったくないから、日本の実に細かい、ときにたいして意味のない、さまざまなシステムを受け入れていくのが、本当に大変でした。というか、現在進行形なので、大変です。

そして人口の多い日本での生活はとても窮屈です。いろんなことがあって、アタシたちはいま、都内の小さなアパートで暮らしていますが、フランスでの生活などと比べると、信じられない狭さです。生まれも育ちもフランス人のミミズには窮屈で仕方ない、でも、どうすることもできない状況です。

さらに、アタシはいま働いています。念願の図書館ですが、働きながらミミズの世話はやっぱりむずかしくて、以前のように手が行き届いていません。だれも手助けしてくれず、本当に困っています。フランスのような援助は日本にはありません。いろんなことが行き詰っていて、ミミズが本当にかわいそうです。もう少しがんばってみますが、この状況が続けばいつか精神的に破綻すると思います。その前にパパが来てくれるといいんだけど…。そんな状況です。

ミミズにフランスと日本のどちらがいいかと聞くと、半々みたいです。どっちとも決められないみたいです。日本が大嫌いになる前に、フランスに戻ったほうがいいのではないかとも思いますが、フランスもまた、いろいろな問題が山積しています。どちらがいいのか、わかりません。この答えはきっとこの世を去る直前にわかるのかもしれません。

いま、アタシたちはパパが来たら田舎の方で暮らすことを考えています。だから、いま、大変であっても過渡期でもあるのです。ここを乗り越えれば…と思うんだけど、なかなか思うようにいきません。一難去ってまた一難、アタシたちにはいったい訪れるのでしょうか。

投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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