日本とフランスの食育

日本語で食育という言葉をわりとよく目にします。メーカーや専門家はもちろん、一般の家庭でも食育という言葉を使わなくても、健康のためにバランスよく食べることを一般的に意識しているように思います。

でも、フランス語で食育に該当する éducation alimentaire という言葉は、一般的には使われないように感じます。「うちの子は好き嫌いが多くて…」ということはよく言われますが、だからといって食生活を改善するなどの食育に取り組むような話はあまり聞きません。

たとえば、フランスではホームパーティや食事会がよくありますが、多くの場合、ゆでたマカロニ、魚のフライ、ポテト、ソーセージなどが子どもに与えられます。栄養バランスなどのことはあまり考えられないみたいです。もちろん家庭にもよるのでしょうが、食育を意識している人はあまりいないように感じます。

BIO意識が強いフランス

BIO製品にはBIO認証マークABが

そのくせフランスではBIO製品に対する意識はとても高いです。フランス有機農業開発振興局 (Agence BIO)によりますと、フランス人の97%がその存在を知っていると言います。事実、大手スーパーでもBIO製品売り場があって、意識が高そうな人たちが買っていきます。

とても不思議です。

でも、日本の食育や食生活の方が圧倒的にいいのかというと、そうでもありません。たとえば食品添加物の数を比べてみると、日本で認可されている食品添加物の数は1500品目程度、EUで認可されているのは300品目程度です。

必ずしも食品添加物が悪いというわけではありませんが、日本の食育も問題点があるということです。日々のことなので、意識していかないといけないなぁと思う今日このごろです。



投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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