日本とフランスの教材のちがい【小学1年生の算数】

ここ最近、ミミズといっしょにフランスの学校の課題をやっていますが、そこで思うことは基本的にフランスも日本も同じような内容を学ぶということです。教科書の展開もだいたい同じで、数字を数えたり、どっちが多いかを比べたり、足したり引いたりしながら、算数の基礎を学んでいきます。

でも、違いがいくつかあって、最も大きいと思われるちがいは、フランスの場合、数字の特殊な数え方を覚えていくことも同時に行われるということです。ご存知のとおり、フランス語は70以降の数え方が特殊になってきます。70は60+10という表現し、80は4×20という表現をし、90は80+10とします。信じられないこの数え方は、フランスの国語でも学びますが、算数でも学びます。

また、フランスの場合、お金の数え方というページが散見されます。とても実践的な授業だなと思いますが、そのわりに現金をあまり使う習慣がないため、何だかもったいない気もします。

一方、日本では時計の読み方というページがあります。フランスの1年生の教科書では見ません。ミミズの学校で使っている教科書にはないのかもしれませんが、ただ、アタシが現在、教鞭をとっている学校の高校生以上の学生の中に、時計の針が読めない学生がいます。もしかしたらフランスでは習わないのかもと思うこともありますが、これはまだわかりません。

それから、日本の教科書でよく見かけるのにフランスの教科書ではあまり見かけないのは、日本の場合、長い設問を理解して解く問題です。「赤いおはじきが8つあります。白いおはじきを3つ見つけました。全部でいくつになりましたか」のような簡単な設問です。フランスの教科書にももちろんありますが、日本の方が多いと思います。

まだどちらがいいとか、そういう判断はできませんが、直接的にふたつの教科書を学ぶことでいろいろな発見があります。いずれにせよ、楽しんで勉強を続けていこうと思っています。



投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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