少し大人のドラマを8歳の娘と見て思うこと

8歳のミミズは将来、交番のおまわりさんになりたいという夢を幼稚園のころから抱いています。しかも、ミミズの憧れのおまわりさんは日本のおまわりさんで、フランスの不愛想なおまわりさんではありません。そんなわけで、いまちょうど放映されているハコヅメ〜たたかう!交番女子〜は、母娘で楽しく見ているドラマです。

で、つい先日、毎回のようにいっしょに見たのですが、彼女の感想やら意見のおもしろいこと…。8歳の子どもって、予想もつかない想像をして、まったくストーリーを理解しないんだということがわかりました。

今回のお話は、主人公の新人交番女子(ミミズは彼女に自分を投影しています)がイケメン消防士にお姫様抱っこされたり、その彼と初めてのデートに出かけることになったり、デートの途中で帰ったり、先輩交番女子の同僚の先輩たちが出てきて、先輩の秘密が少しずつわかったりと、話の展開がいろいろあっておもしろい回でした。イケメン消防士のシーンでは、まるでドラマの二人のようにキャーキャー言いながら盛り上がり、はじめてデートに出かけるときになったときも「ワタシがはじめてデートするときもこんなかわいいワンピース着たいなぁ」とか、普通の女子トークに楽しんでいたのですが、先輩交番女子の同僚が出てくると、「どうして先輩の仲間は怖いの?」とか「いうことを聞かないといけないの?」など、日本的な上下関係のことがよくわからなかったり、先輩の秘密のシーンになると、なぞを呼ぶ写真の意味がどうしても理解できなくて、しまいには「わかった!」といかにも大発見したかのように喜びながら「本当はあの女の子は主人公の新人交番女子なんだよ」と、ミミズが大好きな幽霊話の方に話が発展していくのです。

また、前回の話ではアルツハイマーの男性が出てくるんだけど、何度説明しても記憶がなくなるという意味がわからなくて、「どうしてあのおじいちゃんは変なことを言うの?」と何度も聞いてきました。最後に介護疲れした男性の妻が思い詰めた行動に出たときも、「どうしていつも笑っていたおばあちゃんが急にいじわるになったの?」と、アルツハイマーの男性と同じことを言うのです。

つまり、映像と単純なストーリーはちゃんと理解できるのに、映像がない話とか、ちょっと想像しなければならない話はまだ理解できないんだなぁということが分かったのです。このことから、ミミズがいつも同じことで怒られたり、言われたことがうまくできなかったりするのが、何となくわかったような気がしました。

で、最近、ちょっとミミズに対する見方が変わったのですが、この前、車に乗っているとき、外を見ながらうなずいていたので、どうしたのか聞いてみたら、「秘密の話なんだけど知りたい?」と言って、「マイクラ(というゲーム)に出てくる木の幹とまったく同じ木の幹があったの!」と、実にどうでもいいことを納得したかと思ったら、今度はクラスメイトのひとりで、いつも先生に怒られる子が、どうしていじわるなのかを真剣に考えていたり、あの小さな頭で、それなりにいろんなことを感じているということもわかったのです。

そんなわけで、ミミズの成長ぶりがちょっとわかったあのドラマに感謝です。次回もまた楽しく見ようと思います。









投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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