
Lapins crétins のうさぎと大きなひよこ
ミミズは夢の中で、いったい何語でしゃべっているんだろうと疑問に思うことがあります。というのも、まれに、私が話しかけても延々とフランス語で答えてくることがあります。かと思うと、まるでアタシの独り言を第三者として聞いているかのように、流ちょうな日本語を使うこともあります。
聞いてみても妥当な答えは返ってきません。ま、たいがい、夢なんて目が覚めたら忘れてしまうことが多いものですし。
でも、朝、ミミズを起こすと、少し寝ぼけていて、「もうちょっと夢が見たいから待っててよ」と夢の続きを見ることがあります。昨晩、寝るときに、「今日は大きなひよこちゃんの夢を見ようっと!」と張り切って眠りました。本当に大きなひよこの夢を見たかどうかはわかりません。聞いてみたけれど、ママに起こされたからわからないと怒っていました。
でも、しばらくすると、やっぱり大きなひよこの夢を見たといって、夢の話をしてくれました。小さなひよこがたくさん食べ物を食べたら大きくなっちゃったという話ですが、昨日、見ていたLapins crétinsの受け売りです。
それでも、少しアレンジしたりして、作り話をするのが上手になりました。最近、お風呂で人形劇をやってはふたりで大笑いしていますが、ママの話をうまくマネしておもしろくしています。
私自身、そうやって物語を考えるのが好きなので、ミミズもまた、アタシに似ているのかもしれません。ついこの前は絵本を作りました。毎日こうやって日本語を上達しているのかなと思います。
というわけで、ミミズの夢は、ときどき日本語、ときどきフランス語という感じでしょうか。