七夕に願いを込めて

フランスにいると、日本の文化風習をうっかり忘れてしまうのですが、7月7日の七夕は忘れないものです。とはいえ、周囲に竹林があるわけではないので、毎年、こっそりと竹を切りに出かけます。今年もパピー宅そばにある竹林から、1本ちょうだいしました。

ミミズの書いたお願いごとは、鬼太郎と会えますように、クモ子が生き返りますように、パパの病気が治りますようにです。鬼太郎とは、妖怪好きのミミズが崇拝するゲゲゲの鬼太郎のことで、ゲゲゲの森に行きたいといつも思っています。クモ子というのは、実は、我が家に毎朝現れるくものことで、ここ数日、姿を見せていないのです。毎朝、まるでアタシたちに会いに来るみたいに姿を見せていたクモ子、死んじゃったのかもしれないとミミズは言います。

そういえば、今朝、いつもの勉強で、はとこからもらった国語の教科書のある詩を読みました。この詩は女優の岸田今日子さんのお姉さんで、童話作家のきしだえりこさんの有名な詩「いろんなおとのあめ」です。「はっぱにあたってぴとん」「まどにあたってぱちん」と、いろんな雨の音が続く耳に心地よい詩ですが、ミミズも雨の音を表現しました。実にミミズらしい、アタシからは想像もできない音たちばかりでした。

かみのけから おちて さらん

はっぱから おちて すーっ

うでから ながれて さぁーっ

おはなに おちて ぱちゃん

かいがらに おちて うみと ばーん

こういう想像がふくらむ詩を読むと、本当に子どものすばらしい才能に驚かされます。真夜中、ミミズが寝ぼけて起きたとき、「なにかに あたって ぴとぅん」と言っていたんだけど、すっかり忘れてしまいました。ひとつすばらしい表現を失ってしまって残念です。





投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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