ごっこ遊びをするようになるのは1歳から2歳ごろだとか、子どもの成長段階をいろいろと規定する考え方があります。目安にするのはいいけれど、あんまりうのみにするのもどうかなと思います。
ミミズは、運動に関してはかなり早い段階からメキメキと能力を発揮してきましたが、ごっこ遊びだとかひとり遊びだとかはそんなに早くはありませんでした。
それでも、ひとりでお母さんのマネをして子どもを育てるお母さんごっこ、料理を作っておもちゃの料理をテーブルにならべるおままごとごっこなどを少しずつするようになっていきました。
さらにごっこ遊びが複雑になり、見ていておもしろくなるのは、やっぱり幼稚園に通いはじめてからで、ミミズの場合、警察ごっこ、幼稚園の先生ごっこなんかが多いです。
警察ごっこでは、警察手帳を作り、おもちゃの手錠を購入し、ミミズは警部、アタシは警部補で、いっしょに架空の犯人を捕まえたり、アタシが犯人になったりします。
幼稚園の先生ごっこは、もっぱらお友だちとよくやる遊びで、だれかが先生役で、残りは生徒役で、幼稚園みたいに遊びます。

我が家では、アタシがいないとき、パパといっしょにミュージシャンごっこをします。今日、たまたまその現場に遭遇してしまいました。
ミミズは、以前、おばあちゃまに買ってもらったのど飴の缶で使ったヘッドホンをつけて、DJ風に音楽を作り、パパがギターを弾いてふたりで大騒ぎしていたのです。ミミズは、全身でリズムを取って、本物のミュージシャン気どりで、とっても愉快だったです。
アタシがいないと、ミミズはちょっとちがう遊びをします。たまにはいいかもしれません。ミミズのちがう面を垣間見た気がします。