ネズミへの手紙【フランス】

日本では、上の歯が抜けたら床下に、下の歯が抜けたら屋根の上に投げて、しっかりと成長するように願います。フランスでは、現在、ミミズが国語(フランス語)の時間に習っているお話がまさにそれなんですが、抜けた歯を枕元に置いておくと、ネズミがコインと交換してくれるという習慣があります。で、ミミズはこれまで、抜けた歯を枕元に置き、お金をもらってきました。

先日、6月3日にとうとう大きな前歯が取れました。下からぐんぐんと大人の歯が出てきていたので、実はミミズが眠っている間にときどき揺らしてきました。ほかの歯の倍以上もの大きな歯でした。で、翌6月4日の朝、朝食を食べているときに下の歯も取れました。この歯はつい最近、揺れはじめたかと思っていた歯だったので、ちょっとビックリしましたが、二日続けて歯が抜けたというのにも驚かされました。

で、ミミズは、このちょっとしたできごとと、それまで頭の中で考えてきたことがひとつになり、ある手紙を書いたのです。それは、5月の終わりの母の日のことをすっかり忘れていて、ママになにもプレゼントできなかったため、ネズミにお願してあるプレゼントを購入するためのお金をもらおうという作戦なのです。

実は、日本の母の日とフランスの母の日は同日ではありません。学校に行っていれば、学校で何か作ったりするのでわかることですが、うっかりフランスの母の日のことを忘れていました。で、先日の木曜日から学校に行きはじめたミミズは、学校でそのことに改めて気づいたというわけです。その一方で、少し前からミミズが大好きなYoutubeにときどき出てくるブレスレットの広告を見て、ママにこのブレスレットがステキだと思うと言っていたのです。このふたつが重なり、ネズミにお金をもっとくれと頼むことにしたわけです。おもしろい。

ミミズは昨晩、ネズミに手紙を書きました。まちがいだらけの手紙ですが、フランス語で書きました。「小さなねずみさん、もうこれらの歯のお金はもらってしまいましたが、日曜日の母の日におかあさんに119ユーロのブレスレットが買いたいです。ありがとう、お金をください。だいすきです。キス」とあります。今朝、ネズミは2ユーロコインだけくれましたが、ミミズはブレスレットを買うと言っていました。どうなることでしょうか。アタシ、誕生日が近いので楽しみにしています。



投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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