ドラゴンの家族

ただの枝ではありません

田舎に住んでいると、想像力を働かせて遊ぼうとするものなのかもしれません。アタシは都会で幼少時代を過ごしたから、ミミズのように近くの林から木の枝を拾ってきて、ドラゴンの女の子、お母さん、お父さん、兄ちゃん、お姉ちゃんみたいな家族を作ったりするような遊びなんかしたことがありません。でも、ふと、赤毛のアンの世界というか、そんな物語の世界を思い出して、ある意味、うらやましいなぁと思ったりします。

どこかの偉い人は、現代の子どもたちはスマホやゲームからオフして、何もない世界へ行くべきだとか、そういうことを相変わらず訴えています。そんな記事を最近もまた読みました。そうかもしれないけれど、でも、その世界から離れてしまったら、現実の世界から遠ざかってしまうわけで、そんなキレイごとは絵空事でしかないとちょっと思ってしまいます。

でも、そんな絵空事の世界に生きているミミズを見ていると、無限に広がっていく想像力がとてもうらやましくも思うのです。あんなふうに生きていくことができたら、きっととても楽しいだろうなぁとかね。そんな幼少時代があってもいいよなと思うのです。

宇宙の本を読むミミズ

事実、ミミズの想像力はいろんなところに現れていて、描く絵もとてものびのびとしているし、興味を持つことも多岐にわたっています。最近では星や宇宙が好きで、木星がとても速く回転していることをおもしろおかしく話します。そういえば、ミミズが星や宇宙に興味を持つまで、木星が速く回転していることなんて知りませんでした。

また、ミミズの国(中国のあたりにある)や、ミミズのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいる島(インドネシアのあたり)の物語もすごくおもしろいのです。おじいちゃんの島まで船で行く話とか、おじいちゃんが小さいころの話とか、ミミズの国の言葉の話とか、無限に話が広がっていって、いったいミミズはどこまで行くんだろうかとワクワクするのです。

そんなわけで、ドラゴンの家族、ただの枝といえばそうなんだけど、ふぞろいの枝たちはミミズの大切な家族で、また明日もいっしょに遊んで楽しい時間を過ごすのです。

投稿者: ミミズ母

現在、フランスに住んでいるミミズママです。フランスの学校に通っている娘に日本語を教えています。

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