
親になってはじめて気づいたことのひとつに、割と嫉妬深いということがあげられます。アタシはこれまで人に嫉妬心のようなものを抱いたことがありませんでしたが、今日はちょっとだけ嫉妬深くなりました。
事の発端は、夫の両親であるパピーとマミーがミミズに泊まりに来いと言ったことです。はじめのうちは、ミミズは泊まりたくないと言っていました。そりゃそうよ、ママといっしょに寝たいわよねなんて思っていたのですが、突然、やっぱり泊まると言い出しました。何となく快く思っていない自分がいました。
それから、やっぱり泊まらないと言い、昨日の夜までは泊まりたくないから帰ってくるよと言っていましたが、今朝、いちおう着替えなどを持って出かけ、仕事の帰りにパピー宅に電話をしたら、「わたしはひとりで眠れるし、パピーの家でパジャマスクを見るから」と電話を一方的に切りました。放っておいてと言わんばかりの言い方にムカッとし、同時に何だか嫉妬心のような感情が湧きました。どうしてアタシの元に帰ってこないのっていう感情です。
はじめてのお泊りなのに、ママのことなんかどうでもいいみたいです。何となく喜べない自分がいます。こうして少しずつ子どもは親から巣立っていくんだから、アタシもこれを喜ばないといけないというのにね。親心って不思議です。
パピーたちも、アタシがいることで、ミミズといっしょにいられないわけだから、親孝行してあげなきゃいけないんだろうなぁなんて思ったり。それでも「マミーといっしょに寝るからね、バイバイ」と言われたのがちょっと悲しくて、今夜は心がぼんやりしそうです(涙)